« 異常事態ですよ、機種変更(2005/02/07) | トップページ | Fって在庫が薄い!?(2005/02/08) »

TCA1月(2005/02/07)

ついに大幅純減。月間純増数では業界最下位のマイナス58700契約という大惨事を招いた先月のボーダフォン。1月はツーカーも純増を続け、携帯電話キャリアでは唯一の大幅純減に転落してしまいました。
12月からCEOに就任した津田氏の退任もTCA発表日と同時に報道され、今日の携帯業界の話題をさらっています。
しかし、いくらなんでも体勢が変わりすぎではないでしょうか。いまいち会社としての方針が見えてこないのが率直な感想です。また、いつもの記者会見の時には、「これから出る端末が出揃えば良くなる…」といつも言っておきながら、ふたを開けてみればそれほどの結果が出ていないという印象です。現に、今冬の3G端末が出てくれば、状況は変わってくるとしていたのですが、1月のこの結果です。散々でした。世界共通のスケールメリットを強調するのもいいと思いますが、あまりに固執しすぎているような気がしてなりません。英国本社の技術水準にあわせて日本の端末もダウングレードになってしまっているとさえ思ってしまいます。結果として、英国本社はコストメリットを享受できそうですが、かたや日本では、少しは安いだろうけど全く違う操作体系の異国情緒漂う端末を売り出し、果たしてマスを相手に十分に満足させられるかというと、そうではない気がします。
本社に振り回されてはいないと言っていますが、コストメリットだけのために、日本で培われ多くのユーザーに浸透している操作体系をわざわざ捨ててまで、ボーダフォングループ共通の端末を開発することは、果たして日本のユーザーにとってどれだけプラスに働くのか全く見えてきません。むしろ、操作感がわからない、直感的に操作できないetc.デメリットの方が大きいように感じます。
ようやくPDCの新端末発売という少し明るいニュースも飛び込んできた矢先の出来事ですが、まだまだ厳しい道のりが待っていそうです。

|

« 異常事態ですよ、機種変更(2005/02/07) | トップページ | Fって在庫が薄い!?(2005/02/08) »

コメント

まるさん、はじめまして。
TBさせて頂きます。

ボーダフォン不振の始まりは、携帯文化が日本と欧米で全く異なるにもかかわらず、英国方式のマーケティングを行ったことだと聞いたことがあります。

どうなんでしょうか?

投稿: ラナ | 2005/02/08 01:34

はじめまして、コメントありがとうございます(^^ )

仰るとおり、携帯文化の違いを無視したマーケティング戦略も、現在の低迷の原因のひとつになっていると思われます。

日本と海外で一番に違うのは、その利用スタイルでしょう。
日本はiモードの大ヒットから、パケット中心の文字情報コミュニケーションが主体ですが、海外は通話が主体です。もともとの文化の影響もあるかもしれませんが、「パケ死」という言葉も生まれたように、日本のユーザーは音声通話よりもパケット通信にお金をかけるユーザーが多いのです。
しかも、海外ではプリペイド式の携帯電話は普通に使われています。
ボーダフォンが必死にプリペイドを推進しているのは、外国での実績からです。また、とりあえずの契約者数をカウントすることができるため、純増数の落ち込んでいるボーダフォンにとって、プリペイドの加入者数というのは無視できない数字になっています。現に、インターネット接続サービス契約数は、ここのところ純減が目立ちます。

「海外でも使える」ということを必死にアピールしているのですが、気軽に他国へ出入りできる欧州とは違い日本は島国であり、欧州ほど気軽に海外に出向くことはないし、さらには外国で使えなければ不便を感じるようなことが一般大衆にどれだけあるでしょうか。
海外出張をガンガンこなすビジネスマンならともかく、一般の方が外国に行くのはせいぜい年数回でしょう。そのためだけにわざわざボーダフォンを選ぶという人が果たしてどれだけいるでしょうか。

現auもIDO時代(関東甲信地区)、cdmaOneを技術的な面だけでマーケティングを行い、失敗しています。ボーダフォンも一刻も早く、マーケティング戦略を練り直した方がいいのではと思いますよね。

投稿: まる@管理人 | 2005/02/08 22:39

やはり、ボーダフォンは日本の携帯文化を知らない英国人が失敗を引き起こしてしまったと言うことなんでしょうね。

古くは藤原紀香効果(もう7,8年前か?)や写メール効果でユーザー数を増やしていった旧デジタルフォン&旧Jフォンですが、いつまで迷走を続けていくのでしょうか?

投稿: ラナ | 2005/02/09 01:33

写メール効果は絶大なものでしたね。一時auグループを追い越して業界2位に押し上げた大きな要因でもあると思います。
旧デジタルホンは、回線が逼迫してきた97年頃でも、フルレートによる通話回線の高音質を維持し、音がいいと評判になりました。そこへ来て、藤原紀香によるマーケティング、写メールのヒットと、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していきました。
しかし、その後決定的なヒットがなく、ボーダフォン介入によるちゃらんぽらんな施策がJフォンにブレーキをかけていきました。
致命的だったのが、ハッピータイムの廃止だと思います。2年契約のハッピーボーナスで縛っておきながら途中でハッピータイムの事実上の値上げを行い、果てにはハッピータイム目的での契約者に対して、違約金なしでの解約を期間限定で認めた(04年7月)ことは、相当のイメージダウンになったと思います。
その件については、本HPのコンテンツで今後取り上げる予定です。

投稿: まる@管理人 | 2005/02/09 20:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: TCA1月(2005/02/07):

» 最近のツーカー [ラナの日々]
私が今使っている携帯は、ドコモのFOMAです。以前は、ツーカーを使っていたんです [続きを読む]

受信: 2005/02/08 01:30

« 異常事態ですよ、機種変更(2005/02/07) | トップページ | Fって在庫が薄い!?(2005/02/08) »