TUBEアルバム2005「TUBE」勝手きままなレビュー ~SKY HIGH(2005/07/31)
TUBE2005年のシングルであるSKY HIGH。もちろんアルバムにも収録されており、また競艇のイメージソングとして、各テレビ局でオンエアされている。
出だしは音数も少なく、ゆったりめの大きなノリで始まるが、だんだんと疾走感が出てくる。はじめゆっくり走っていたものが、次第に加速していき、最後は全力疾走で駆け巡る!といったイメージだろうか。
私の経験上、アルバムで収録されている曲は、シングルが一押しになることはまずない。こういうことを言っていいものなのかわからないが、まぁ10曲以上収録されている中で、シングルの曲が一押しになる確率の方が単純に考えても低いのであるが。
…と、なんだかんだ言っても、TUBEらしさを感じる疾走感、爽快感のあるナンバーである。
普段の日常に、自分の心にくすぶるモヤモヤがあり、誰かのせいかと思っている。
だからこそ、真夏の風になり大空を自由に飛び回りたいと感じている。
大空で遭遇する嵐に飲み込まれても、愛の気持ちはそう簡単には折れない。
それでも、失恋する事もある。そんな涙も、波や散る花のように勇気に変えなきゃ、そして、高く舞い上がりたい。
と、自分の気持ちの飛躍を、風や翼に例えている。
そう、大地よりもはるかに自由な大空を飛びまわり、いままでの枠組みから外れて、大いなる世界へ身を捧げてみようというような気持ちが伝わってくる。
…空、飛んでみたいですよねぇ。大地を歩くという二次元的なものではなく、大空を自由に飛び回るという遥かに自由な振る舞い。夢の中ではたまに見るが、それって深層心理的に言うとあまりイイモノではなかったんでしたっけ?(笑)
この曲、シングルになっただけあって、認知度もそれなりのものだ。最近のTUBE人気が下降気味ではないかという心配をしているのだが、まだまだなんとかやっていけそうである。オリコンの記録も更新中のようなので、これからの活動にもぜひ期待したいところだ。
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