TUBEアルバム2005「TUBE」勝手きままなレビュー ~Summer walker(2005/08/02)
2003年のアルバムで言うと、summer breezeに似た感じであろうか。ノリノリソングの後に、ちょっとゆったりな曲をかませて、落ち着いた雰囲気にもっていく、そんな曲である。常に全力疾走だったら、聴いてるほうも疲れちゃうこともあるし。
summer walker …夏の散歩人という訳ができるだろうか。夏になれば、世の誰もが散歩人である。
だが、夏のストーリーは十人十色。いろんな世界が一人ひとりを待ち受けている事だろう。
プロペラ飛行機のプロペラを、夢に重ねて回し続けたあの夏に、また戻ってくる事ができるかもしれない。そして、挫折や矛盾を乗り越えたとき、また新しい夏がやってくる。
そして、七色の虹に例えたいろいろな出来事、それにドキドキしたあの夏に返ってもみたい。
目を瞑って物思いにふけるとき、楽しかった思い出がよみがえり、そっと笑顔になってくる。
過去の夏の思い出にふけってから、これからまた現実をがんばっていこうと、これもいわゆる頑張れ系ソングになるだろうか。
しかし、今までの傾向と違うのは、思い出という「過去」にフォーカスを当てていること。過去の思い出を胸に、これからのいろいろな荒波を越えていこうじゃないかという、ちょっと違った視点で綴ってあるような感じがする。
過去も全部捨てて、新しく一からやり直そう!的なものはよく見るが、違う意味で、これは面白い作品だ。
かく言う筆者も、思い出というものに少なからず…いや、結構助けられた経験があるので、これも共感できる作品の一つである。と言ってたらほとんどの曲が共感できる曲になってしまうので、あまりこういうことは言わないようにしようかな(^^ ;)
| 固定リンク
コメント