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祝10000アクセス(2005/10/30)

本日、ついにアクセス数が10000アクセスを突破しました!!

パンパカパーン!オメデトウゴザイマス。  …(笑)

開設当初からのアクセスは…実は把握してなかったので、ここ7ヶ月分のアクセスに限ってしまうが、902iの波に乗ってこのブログも固定さんが増えてきつつあり、嬉しい限りだ。
これからも、どうぞよろしく。

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902i特集~D902i(2005/10/28)

いよいよディスプレイサイズもここまで来たかと驚いた。
2.8インチである。

従来の端末のディスプレイは、大きくても2.4インチ、少しワイドなものになると2.5インチ程度のものが発売されていたが、さすがにここまで大きい端末は見たことがない。…もちろん、現在最も一般的な携帯電話の形状をしたものに限るが。かつてのPDAライクなSH2101Vは3.5インチという大きさだった。だがこの端末、ドットはQVGAサイズだった。最近の液晶技術の発展が垣間見える。

さて、この2.8インチディスプレイを搭載したのは、端末の形のなせる業とでも言おうか。D253iで初めて採用したスライド式が、大型ディスプレイの搭載に関しては最適の形だったのだ。
実際、折りたたみ型のディスプレイ側に2.8インチを確保するとなると、相当な面積を確保しなければならないし、他のデバイスが収納できなくなる。場合によっては背面ディスプレイをつけなきゃいけないし、なにより受話スピーカーがあるのが一般的だ。その点からも、このスライド式を採用したことは、ディスプレイの大型化に一役買ったとも言えるだろう。

さらに、厚さは20mmを切る19.5mmを達成し、重さは116gで902iシリーズでは中間あたりに位置する。
901iSでは少し厚みが気になったが、今回は20mmを切る大きさのため、かなりコンパクトな印象を与えるものと思われる。

とにかくこの大型ディスプレイや筐体とハード面に目が行きがちだが、他の機能もきっちりと押さえてある。
もちろん902iの基本仕様をサポート。
さらに、movaからの乗換え組には朗報となるATOKを搭載。変換もよりストレスなく行えるようになるだろう。
また、画面を縱に2分割して表示するマルチタスクのような機能もあり、大画面を生かした機能もぬかりなく搭載される。

カメラ回りもFやNと同様の記録400万画素スーパーCCDハニカムを搭載。携帯カメラの最高峰を堪能できる。

私もこの端末、買いの候補なのだが、例によってキーワードを挙げてみたい。
大画面液晶
スライド式の端末
カメラ画素数

…買いと言っておきながらあまりキーワードが出てこない(笑)
しかし、それだけこの端末の筐体はインパクトがあると思う。

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902i特集~F902i(2005/10/27)

今日はF902iを見てみたい。
FOMAのFシリーズといえば、指紋認証機能がまっさきに思い浮かぶだろうか。タッチ式からスライド式に変わり、代を重ねるごとにその機能は進化し続けている。

今回のFは、最重量級。最も重い端末に仕上がっている。…最初からこんなネガティブなことを書いてしまうと印象がよろしくないが、決してそんな事はない。
902iシリーズの中では最もセキュリティの高い端末に仕上がっている。

Fシリーズ伝統の指紋認証機能を備え、さらに端末を閉じるだけでロックができるようになっているところが、セキュリティ重視派にとってはありがたい機能だ。
また、デザインでは、背面液晶の回りが円をモチーフにしたものに変わっている。この液晶…液晶と書いている時点で有機ELディスプレイじゃないと言っているようなものだが、F902iではSTN液晶になっている。FOMAだけではなく、mova端末にも積極的に有機ELディスプレイを使ってきたFだが、今作はSTN液晶に変わってしまった。STN液晶と言えば、携帯電話がカラー化されたときから使われている液晶だ。今となってはほとんどがTFT液晶になってしまっていて、その違いを意識する事も無くなった。…というよりも、STN液晶が姿を消してしまった。もし、手元に昔のSTN液晶端末があれば、一度電源を入れてみるといい。決定的な違いがわかる。それは、画面切り替えの反応速度だ。STN液晶はゆっくり切り替わるが、TFT液晶はパッと切り替わる。
だが、最近の技術で作られたSTN液晶がどうなっているかはわからないので、これ実機を見てみないとなんとも断定できないが。

…おっと、それを言いたかったのではない。デザインが円型ということを言いたかったのだ。このちょっと変わったデザイン。実はvodafoneの東芝製端末にもあったのだが、筐体が丸くくりぬいているだけで、実際のディスプレイは四角のままむき出しになっていた。F902iは丸く見えており、アナログ時計もきれいに表示できると言うちょっとオツなデザインなのである。

カメラは、シリーズ最高の記録400万画素を誇るスーパーCCDハニカムを採用。FOMAのFは、実は動画撮影に秀でており、旧作では30fpsでのなめらかな動画撮影ができるという隠れた特徴があったのだが、今回も採用されることを期待したい。

Fはかなり特徴があるので、もはや買いのキーワードを挙げるまでもないが…
指紋認証
セキュリティ
動画撮影
カメラ画素数
リモコン付の音楽再生機能

とにかく、セキュリティを第一に考えたい人は迷うことなく選ぶべき端末であろう。

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902i特集~SO902i(2005/10/26)

今日はSO902iを見てみたい。
ソニー・エリクソンは、50XシリーズではSO506iファミリーやpreminiシリーズをはじめ、ハイエンドレンジからローレンジまで特徴的な端末を供給し、確実にファンを獲得しているメーカーと言えるだろう。だが、FOMA端末の供給は今までなかったのだ。FOMA参入に送り込む端末はSO902i、ストレート型のpremini-IISを思わせるデザインを採用し、FOMAラインナップに新たな風を吹き込む。

ストレート端末ということで、真っ先にその筐体スペックに目が行ってしまう。幅45mm×高さ109mm×厚さ20mmは、18.3mmの厚さを誇るP902iに最薄を讓るが、他は902iシリーズ中最も小さい。しかも、ストレート型端末という形状が、さらにコンパクト感を増す。

これはあくまで私の主観ではあるが、幅50mm、厚さ25mmを越えると端末を「大きい」と感じる。携帯は握って使うものなので、手に持ったときに直に感じるのが端末の幅と厚さである。自分なりの基準を作っておくと、カタログを眺めるときにイメージしやすいのではないだろうか。だが、そんな面倒なことするくらいなら販売店へモック(展示の見本)等を見に行くと言う人もいるかもしれない…いや、むしろそっちの方が多いだろうか(笑)

…話がそれてしまった。とにかく、コンパクトなのである。しかも、ストレート端末ということで、ビジネスマンの胸ポケットにもすっぽりと収まる適度なサイズになっている。

さて、ソフト面では、開発をシャープと提携しただけあって、SH902iと同様にSymbian OSを採用。カメラ回りは310万画素COMSセンサーを搭載し、動画の手振れ補正機能を搭載している。ただ、外部メモリ媒体が、他の902i端末はすべてminiSDであるのに対し、メモリースティック Duo(メモリースティックPro Duo)に対応する。端末の開発がソニー・エリクソンということも関係しているのかもしれない。ソニーの開発であるメモリースティックに対応させることで販売促進を図っているのだろうか。

902iシリーズ共通の機能は標準搭載し、コンパクトサイズながらハイエンド機能をぬかりなく凝縮した一台であると言えるだろう。次のキーワードにあてはまる人は「買い」だろう。

ストレート型端末
小型軽量
メモリースティック対応

とにかく、小型のハイエンド端末であり、ストレート型という大きな特徴をもつSO902iだが、意外にも…と言っては失礼かもしれないが、かなりの販売量が期待できるのではないだろうか。

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まもなく(2005/10/25)

902iシリーズの記事から火がついたようで、このブログも多数の方にアクセスしていただいていますが、そんなこんなで、まもなく10000PVになろうとしています。

一時、経験のない1000PV/dayを越える最大瞬間風速が吹きましたが、それからも継続的に訪問していただいている方も多く、嬉しい限りですヽ(^。^)ノ

…久々に顔文字を使ってみた(笑)まぁそんな感じで、マイペース具合は変わらずやっていくので、これからも引き続きよろしくー。

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902i特集~P902i(2005/10/24)

今日はP902iを見てみたい。
ストレート全盛期は、小型軽量というアドバンテージを持っていたPが時代を引っ張っていたが、折りたたみ型が主流になると、Nに徐々にそのシェアを奪われつつあった。Pが50Xiシリーズで折りたたみ型を採用したのがP503iSというから、Fとともに折りたたみ型は最後発であるとも言える。折りたたみ型を昔から開発し、ノウハウを蓄積していたNが一気にシェアを伸ばした。そこでPは、504iで得意の戦法で攻めてきた。そう、P208でPDC端末最軽量端末を出したように、504iでは薄さをウリにしたのだ。市場にも受け入れられ、コンパクトなハイエンド端末というPの従来からのイメージが再び呼び戻された感があった。

といっても、502iでは軽量なストレート端末を供給しており、P=小型軽量という流れは変わっていないように思える。
このP902iとて例外ではないだろう。ストレート端末であるSO902iの102gには及ばないまでも、次点の109gという軽さである。また、最薄部が18.3mmは902iシリーズ中最も薄い。機能満載の902iシリーズ→大型で重いという印象を持っている方も多いだろうが、このP902iはまさにコンパクトなハイエンド端末を必要としているユーザーにはイチ押しの一台だろう。

他にも、P901iから続いているカスタムジャケット、P504iからのワンプッシュオープンボタンは健在である。
プリインストールiアプリに、ジャケットコーディネーターなるものがあるらしい。これは、カスタムジャケットに合ったヒカリパターンがダウンロードできるというものらしい。…光ったところで何なんだと言われればそれまでだが、何気なく置いてある携帯が着信と共にキレイに光ったらなかなか楽しい。意外と、周りにもそれなりのインパクトがあるのではないかと思う。もう一つ、ワンプッシュオープンボタンも使ってみるとかなり便利なもので、このギミックを他社も採用するかと思っていたが、以外にもPの専売特許となってしまっている感がある。もしかしたら、本当に特許を取っているのかもしれないが…。

FOMA初のBluetoothを搭載したことも特徴だ。ハンズフリーやヘッドセットなどが利用できる。最近は車載のBluetoothも少しずつではあるが普及しており、端末側の対応も相まって一気に普及するか。

カメラ周りはもうすっかり標準的スペックとなってしまった201万画素νMaicoviconを採用。通常の用途なら事足りるだろう。しかし、この201万画素が902iシリーズの最低ラインというから恐ろしい。

最後に、「買い」のキーワードを挙げてみることにしよう
小型軽量端末
カスタムジャケット
Bluetooth
ワンプッシュオープンボタン
これらに多く当てはまるほど、「買い」だ。

次回は、FOMA初参入であり、FOMA初のストレート端末という大きな特徴があるSO902iについて見てみたい。

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ひさびさ40km(2005/10/23)

今日の関東地方は暖かな陽気となった。
ということで、久しぶりにチャリを転がしてみる。

ちょうど髪を切りにいく用事があったので、ついでに自転車で走ってみることにした。
…実は、旅行以来長距離を走ってなかったので、短い間だけどブランクになってしまっていた。

それでも、それなりに体力は維持されているもので、まだまだ歳の波を跳ね返しているかなと勝手に思っている(笑)

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902i特集~N902i(2005/10/20)

まだまだ詳細なスペックが公表されていないということもあるが、ここまでの情報でいろいろと書いてみたいと思う。
私自身、902iシリーズは「買い」ということでいるので、何らかの端末を購入する予定である。大金をはたいて購入するので、細かいところまで追求していくかもしれない。
ということで、久しぶりに深く吟味しながらの端末評価となる。…だからといって、前回の901iS特集は適当だったというわけじゃないですよ、念のため。

さて、今日から端末を見ていくことにしよう。少ない情報からの意見なので、間違っていることもあるかもしれないが、誰かの端末選定の参考になればという気持ちで、いつものように私見をつらつらと書いていく。

初回はN902iから。
折りたたみ型端末として一世を風靡した…いや、今もしているNシリーズだが、ここへきて再びPに追い込まれているという印象があるだろうか。それでも、街中で見る端末はNが依然として多い。やはり、折りたたみの老舗がそう簡単に潰れるはずはないだろう。
Nというと、保守的でキープコンセプト…というイメージがある。これはおそらく、一番売れているがゆえにこうなってしまっているのだろう。端末をたくさん売るには、奇抜で突拍子も無いものを採用するより、万人受けする無難なものがいい。しかしそれが、代を重ねてもあまり変わり栄えしないという状況を作り出してしまった。501iから506iまでの端末を並べてみても、端末コンセプトやデザイン、操作系は一連の流れを踏襲していることが感じられる。

さて、過去の話はこの辺にして、901iSで今までのFOMAのNから一新したデザインを採用したが、N902iもそれを継承している。
アークラインを強調してきた従来のFOMA Nとは異なり、一般的なデザインとなったように感じる。

デバイス面では、カメラがシリーズ最高の記録400万画素を誇る。Nと同じスーパーCCDハニカムを搭載したDとFも記録400万画素である。
相当な画素数になってきたが、Nのカメラ機能で注目したいのは、デジタル手ぶれ補正がきくようになったこと。携帯電話のような軽い筐体では、手ブレが起きることも少なくない。構造的な関係でデジタル補正になってしまっているが、これは携帯で綺麗な写真を取りたいというニーズに十分応えられるのではないだろうか。

LinuxOS、ニューロポインタ、フルブラウザといったところは従来機種のN901iSと同じ。
また、「3」キーの長押しで電話帳などのPIMロックができるのはなかなかの機能ではないだろうか。携帯電話はセキュリティが重要であるが、反面、それを重視しすぎると使い勝手が落ちる。キーの長押しでロックできるというアプローチはなかなかいいものではないかと思う。
Fの指紋認証のような堅牢さはないが、手軽にすぐロックできるという点は評価できる。

あと、デコメールが面白くなった。
書いた文面から判断して自動的にデコメールを作成する機能が搭載されている。デコメールは、作る楽しみもある反面、作成に時間がかかり面倒なところもある。これは相反する要素なのでどうしようもできないが、自動でデコメールを作成してくれるという機能は、テキストだけでは物足りないけど、デコメールを一から作るのは面倒だというちょっとわがままなニーズを満たしてくれる便利な機能だ。

正常進化系ともいえるN902iだが、買って損はしない堅実な端末に仕上がっている印象。
あとは、実機をじっくり触ってからの評価次第で最終的に判断したいが、スペックを見ても万人にオススメできる一台と言えるだろう。

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902iシリーズ発表(2005/10/19)

予定通り、本日10/19に発表された902iシリーズ。
当ブログも過去に類を見ないアクセス数となっており、普段ひっそりとやっているブログであったが、一日1000ヒットという恐ろしい数字をたたき出してしまった。
このように一大イベントがあると一気にアクセスアップするブログの特性を垣間見た気がする。

さて、本題の902iシリーズだが、今ドコモにあるものをすべて載せてきたという感じだろうか。
トルカやiチャネルなども当然のことながら搭載した。
さらに、カメラの画素数アップを図り、最低でもPの192万、最高はD、N、Fの400万(いずれも記録画素数ベース)となっている。200万画素で一時落ち着いていたカメラ画素数も、ここへ来て再び上昇の兆しが見えてきた。
パッと端末のスペックを見た限りでは、あらゆるサービスに対応した正常進化型FOMAとも言えるだろうか。
902iで新規に搭載された目玉サービスはトルカくらいであるが、他の機能も着実に進化している。


さて、この902iの発表と同時に報道されたひそかなサービス、「マルチナンバー」にも注目したい。従来FOMAにはmovaで提供されていた「ナンバープラス」が利用できない。このサービスも、先に発表された「マルチナンバー」とほぼ同様のコンセプトのサービスで、月額315円で着信用の電話番号が使えるというものであった。
私も、FOMAへのナンバープラス適用をドコモに要望したこともあったが、ようやく、サービスが開始される。多少高くなるが機能は洗練されたものになっているので、かなり期待できるであろう。

というのも、追加した番号から発着信が出来るようになったのである。これで、仕事用とプライベート用、一般用と不特定多数用など、一つの回線契約で番号を使い分けることができる。
私もよく、飲み屋の空きを待っている時などに、店側へ連絡先として携帯の番号を渡すことがあるのだが、これはやはり後で何に使われるかわかったものではないので、ほとんど使わない回線の番号を渡しているのだが、これからはそのようなことが月額525円でできてしまう。なかなか価値のあるサービスではないだろうか。
詳細についてはまだサービスの中身をチェックしてないのでなんとも言えないが、私は一目置きたいサービスであると思う。
詳しいことは後日、紹介することにしよう。


今日からまた例によって、902i特集という形で私見をまじえつつ連載していく予定なので、902iに興味のある方は引き続きご覧ください。

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902i(2005/10/19)

発表の前日とあってか、902i関係のページは急激なアクセスアップとなった。

当ブログも例外ではなく、訪問者のほとんどが「902i」で検索をかけてきている。
酷評を受けつつもなんとか継いだ901iの後継機種ということで、期待も大きいことの表れでもあろう。

いよいよ今日、発表会が行われる。
各ニュースサイトでもたくさんの記事が載ることと思う。

詳しい内容についてはニュースサイトを参考にしていただくとして、このブログではいつものように私見を交えながら、最新機種の展望について特集していきたいと思っている。

さぁ、いよいよ年末商戦が面白くなってきた。

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乗換組はダッシュ!(2005/10/18)

KDDIは、ツーカーからauへの同番移行優遇措置の受付を今日10/18をもって一時中断することになったようだ。

auの新規申し込みと同程度の申し込みが殺到し、想定の処理能力をはるかに超えてしまっていたとのこと。

ツーカーからauへの乗換えを急いでいる人は、今日中にショップへ急げ!!

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ドラえもんのオープニングテーマが…(2005/10/17)

ついにドラえもんのオープニングにテコ入れ。ここまで変わってしまったドラえもん。ついに全てが世代交代してしまった感じがする。
歌い手には夏川りみが抜擢され、曲は「ハグしちゃお」というタイトルらしい。
さて、どんな曲に仕上げてくるのか、非常に楽しみである。

声優陣も一斉に交代し、伝統あるドラえもん音頭も変わった。そして、オープニングテーマも変わる。
そういえば、来春の映画「のび太の恐竜」は、記念すべき大長編ドラえもんの1作目をリメイクしたもののようだ。このリニューアル作戦が果たしてどのような役割を果たすのだろうか。

ただ一つ危惧するのが、原作者である藤子F不二雄氏が亡くなってしまった今、彼の意図しない方向に一人歩きしてしまうのではないかということである。
「ドラえもん」というあまりにも大きな遺産なだけに、それは巨額の利益を生み出すための道具にもなり得る。
私は作者本人ではないので、ドラえもんに注いだ情熱と、ドラえもんを通じて伝えたかった真の意図というのはわからないが、少なくとも…少なくとも、利益を追求するためだけにドラえもんが使われることを、藤子F不二雄氏は快く思わないはずだ。

世界中の子供たちに夢を与えてくれたドラえもん。
ドラえもんを見て育った人たちも同じだろう。そしてこれからドラえもんを見て育っていく子供たちのためにも、いつまでも「ドラえもん」であって欲しいと願うばかりである。

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902i秒読みか(2005/10/16)

ついに「本気」のドコモ新端末、902iシリーズの発売が秒読みになってきた。

読売新聞の報道によれば、来月(11月)発売の新端末902iシリーズから、PPT(プッシュトゥトーク、いわゆるトランシーバーのようにして通話できる機能)サービスを開始するという。
記事の趣旨はPPTサービスなのだが、その内容から推察するに、新端末902iシリーズは11月の発売とみてほぼ間違いはないだろう。実際にJATEでも多くの端末が通過しており、その説を裏付ける有力な情報となっている。

さらには、5~6機種とも報道されており、従来のN、F、P、D、SHの他に1社が参入するものと考えられる。海外陣の新端末か、はたまた700iSで久々にドコモに端末供給した三洋か、憶測は飛び交うが、発売されるとすれば果たしてどのメーカーなのか今から楽しみである。

MNP対策ということで、902iもしくは902iSシリーズにはかなり力を入れてくるという以前からのドコモ側からのコメントがあったので、私は「買い」の方向で検討中。
…実際にスペック等が発表されるまでは何とも言えないが^^;

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auの低料金プラン(2005/10/15)

auから、小中学生・60歳以上の利用者向け料金割引サービス、「家族割 ワイドサポート」が始まる。
11月14日から、月額3570円の「サポートプラン」の割引プランとして提供される。「家族割 ワイドサポート」の目玉は、家族割と年割を併用することで、「サポートプラン」の基本使用料が最大55%割引の1575円で利用できるということだ。

だが、注意しなければならないのは、サポートプランには無料通話分は含まれず、通話料は10秒あたり10.5円といこと。さらに、家族割 ワイドサポート」は、auの加入期間が3カ月以内の場合、月額基本料2,100円となり、4カ月目以降に月額1,575円が適用される。
もう一つ気になるのは、「ガク割」を適用している回線を所有している場合はワイドサポートは受けられない。という記述があること。つまり、家族割のグループの中にひとつでもガク割の回線があったら、「家族割 ワイドサポート」を受けられないということなのだろうか。ん~、だとすると、ちょっと不都合があるかもしれない。

最近の各社の料金施策は来年施行予定のMNP(いわゆるナンバーポーダビリティ)対策と思われる。家族でまとめて囲い込んでしまえば、なかなか他社には移りづらい状況になるからだ。家族の中で他社に移ろうとも、一人だけ割引が受けられないということになれば、相当の理由が無い限りは他社への乗換えを躊躇するだろう。
しかし、だからと言って低料金でたくさんのユーザーを囲い込めばそれでいいというわけではないので、恐らくそのような条件にしているのではないだろうか。

そうしないと、考えようによってはこういう使い方もできる。
ガク割の適用は、1人1回線。さらに、「家族割 ワイドサポート」が加われば、小中学生は千円台の低料金プランの回線を2回線持てることになってしまう。ということは何を意味するのか。仰々しい言葉を使えば、名義貸しができてしまうのである。つまり、家族に小中学生がいるところでは、ガク割適用で子供に持ってもらい、他の家族は「家族割 ワイドサポート」を子供名義でもう1回線用意してもらい、それを利用するのである。そうすれば、ガク割や「家族割 ワイドサポート」の権利が無い家族でも安値で利用できることになってしまう。

恐らく、そのような利用形態を防止するために設定した条件なのだろう。先日、インセンティブシステムの隙を突いた即解について書いたが、これもまさに、システムの隙を突いた意図していない利用を阻止するために設定されたのだろう。
詳しい事は、また調査して報告したいと思う。

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ボーダフォンがFeliCa携帯導入(2005/10/13)

昨日、いいニュースを流したそばからまたちょっと批判をしてしまうのだが…。これも愛着があるが故ということで(笑)

ついにボーダフォンからもFeliCa携帯が導入される。サービス名も「おサイフケータイ」と、先行するドコモやauと合わせた格好だ。業界全体で普及させたいという方針のようで、こういうことはユーザーにとっても歓迎できる流れではないだろうか。
…純粋にニュースとしてはここまではいい。
ニュースの内容をそのまま書き移すだけならブログの意味が全くないので、いつものように私見をつらつらと書いていくことにする。そういうのを書き出すとまたボーダフォン叩きだと言われそうだが、そう言わず読んでほしい(笑)

確かに、FeliCaを導入したのはいいのだが、ここまでインフラがある程度普及している現在、あえて3Gのスタンダード機種である703SHfにのみ搭載してきたのはいかがなものだろうか。同時期にはV604SHも発売される。2Gという制約があったのかもしれないし、3Gを普及させるという方針もあるために実現しなかったのかもしれないが、この1機種のラインナップというのはちょっと貧弱ではないだろうか。

もちろん、ドコモのFeliCa携帯を導入したときは506iシリーズであり、ハイエンドの900iシリーズに搭載されたのはF900iCからである。その時は、FeliCa携帯を使いたいというユーザーはまず選択肢がなかったと思う。しかし、サービス導入直後に飛びつくのは一部の先進的なユーザーだけである。その時期ならそれでもいいかもしれない。が、現在はどうであろうか。社会的インフラも整いつつあり「おサイフケータイ」という言葉自体も浸透してきた。その中でわずか1機種というのはちょっと貧弱と言わざるを得ない。
今秋にFeliCa携帯を投入したauでさえ、2機種用意してきた。703SHfのようなマイナーチェンジの際にFeliCa機能を搭載しているのとは違い、新規開発機種である。この違いも大きいのではないだろうか。

この点を考えても、まだまだボーダフォンのおサイフケータイは普及に時間がかかるだろう。ぜひ、ラインナップを充実させて、ユーザーに「選んでもらえる」ようにしていただきたい。

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ボーダフォンが動いた(2005/10/12)

2005年11月1日は、携帯の料金が大きく変わる。
ドコモは料金プランの全面的見直し、auは料金プランの値下げ、vodafoneは家族通話定額ともう一つ「LOVE定額」を開始する。今日は、この「LOVE定額」についての話題。

ボーダフォンのこの定額、かなり魅力的ではないだろうか。月額315円を払うだけで、特定のボーダフォン1回線との通話とメールがし放題となる。ついでに言うと、テレビ電話も半額となる(2006年5月度まではこれも無料)。これはかなり魅力のあるサービスを打ち出してきた。
「原点に立ち戻ったチャレンジ精神で」というように、ボーダフォンはかなり挑戦的なサービスを提供する。
特定の回線との通信に限って定額にするということで、「LOVE」を強調してプロモーションしていくようだ。

ウィルコムも、2台目携帯として、特定の相手とのセット購入で宣伝している。バッティングするとすれば、このウィルコムの通話定額プランではないだろうか。

では、今回マーケティングの対象とされている、「特定の人との定額を考えている」人は、結局どちらがいいのだろうか。
・今すでにボーダフォンを持っていて、よく通話する相手もボーダフォンなら迷わずボーダフォン。
・どちらかがボーダフォンを持っていれば、ウィルコムを2台買うよりもボーダフォンを買い足すほうがメリットがあるかも。ただ、ウィルコムの定額制は相手がウィルコムであればいいので、応用範囲は広い。よって、周りにどれだけウィルコムユーザーがいるかを考えてから判断することになろう。
・どちらかがウィルコムを持っていれば、ウィルコムの追加が妥当。
・どちらも、両社端末を持っていない場合は…単純に考えればウィルコムだが、究極的に安くしたい人はこちらを参考に。

携帯業界では初の通話定額を、家族割引に加え特定の1回線にも適用できるようにしたボーダフォン。このサービスをひっさげて、冬商戦を迎える。

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ドコモ、FOMAラインナップを拡充(2005/10/11)

ドコモから、厚さ16.7mmの端末、prosolid IIが発表された。これ、mova端末でもあったP213iのFOMA版となる。
「目立った機能がないのがポイント。機能を絞った薄型端末」(同社広報部)というように、機能満載
というイメージのあるFOMAラインナップにあって、らくらくホンやDOLCEと並ぶ異色の端末に仕上がっていると思う。実際、DOLCEと同じ851iという型番が割り当てられており、個性派端末という位置付けの定着に一役買ってくれることだろう。

さて、もう一つ筆者が気になったのは、D701iWMである。鋭い人は、型番をみてピンときただろう。そう、音楽が聴けるいわゆるMusic PorterIIである。型番としては701iシリーズであるため、基本機能は701iシリーズに準拠している。
この端末、何がすごいかというと、音楽の再生時間である。当時のJ-PHONEがSDカード対応端末をリリースしたとき、同時に音楽再生機能も搭載していた。が、問題のバッテリーはというと、およそ5時間の連続再生ができる程度であった。これでは、とてもポータブルオーディオに匹敵するほどの魅力はなかったが、ここへきてMusic PorterIIは20時間の連続再生という驚異的な進化を遂げた。前代のMusic Porter(D253iWM)も6時間程度の再生時間だったため、FOMA端末になったということも合わせて、かなりの進化であると言えよう。

他にもらくらくホンの新型がリリースされる。また、RADIDENという興味深い端末もあり、また機会があったら書いてみたいと思う。

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TCA9月(2005/10/08)

携帯・PHSの契約数が発表された。相変わらず、ドコモとauが純増10万オーバーの熾烈な争いを繰り広げており、純増か純減かというすれすれを走っているボーダフォンとツーカーを大きく引き離している。情勢は二極化が顕著になっている。

9月の注目は2つ。

ドコモがまもなく、5000万契約に達する。すでに4990万契約を突破しており、このままの勢いで行けば、10月中に5000万契約を達成するだろう。いよいよ、大台に突入する。
しかし、単純に契約数だけを見ると5000万という大きな数字を擁しているが、シェアでみてみるとドコモは56.0%であり、実は減少傾向にある。auが少しずつ切り崩しているのだ。月間純増シェアでもauが40~50%を確保することが多く、これからどれだけ伸びていくか楽しみである。

もう一つ。
現在353万のツーカーを、344万のウィルコムが猛追している。携帯とPHSということ、さらにはツーカーからauへの移行優遇策実施中という状況もあって単純に比較することはできないが、ウィルコムがツーカーを追い抜くのも時間の問題だろう。
身近にも「ウィルコム」という言葉が浸透してきたようで、2台目として持つ人が増えてきた。
ウィルコムのマーケティング通り、やはりカップルに多い。音声定額を特定の人と楽しむ使い方が多いような気がする。…これはあくまで私の周りの話であるが。ここから、インターネットの定額に継げることができるだろうか。ウィルコムの今後の出方にも注目だ。

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携帯ショップの張り紙~その6(2005/10/06)

携帯ショップの張り紙に端を発したこのシリーズも、いよいよ最終回。
最後に、我々ユーザーからすると、どういう立場になるかを考えてみたい。ぜひ前回、前々回の記事も参考にしていただきたい。

消費者心理としては、とにかく安く手に入れたいというのがあるだろう。
いかに機種変更を安くするかという視点から考えたときに、どうするか。安い店を探すのが最も一般的な考えであろう。しかし、機種変更に関しては新規ほど店による違いはなく、さらに新規ほど安くもない。

ではどうするか。そう、機種変更には、通常の機種変更の他に持ち込み機種変更という手続きが存在する。新規で買った端末をすぐに解約して、それを利用するのだ。つまり、新規契約の価格と、その他手数料分を差し引いても、通常の機種変更の価格よりも安く上がるのだ。

これが、世に知られている即解の原理であるが、消費者にしてみれば、システムの隙をついた方法であると言える。

より安く…ということに関して言えば、この方法は間違ってはいない。
多くの人が、インセンティブモデルの存在すら知らないのではないだろうか。携帯電話の値段は年々上昇傾向にあるが、それでも3万円台である。これを「高い」と思ってしまうのであれば、それは携帯電話本来の価格を知らないからではないだろうか。つまり、インセンティブモデルを知らないが故に、3万円という非常に安価な価格設定であっても、高価と感じてしまうのである。


システムの隙をつくというところで言えば、最近では郵便局の定期預金が記憶に新しい。これは、「1円未満の利子を1円として切り上げる」という設定の隙をついた方法である。詳しい事は他のサイト等に讓るが、一時、マネー雑誌等に掲載されて大反響を呼んだ。しかしあまりにも非現実的な高利率になってしまうため、郵便局の対応によりこの定義は変更され、現在はこれは使えない。


さて、話がそれてしまったが、システムの隙を突くということに関して言えば、消費者心理として至極当然な動きだとも考えられるのではないだろうか。自ら作り出したシステムに穴があれば、それが妥当ではないならば変えていけばいい。

現に韓国では、2000年よりインセンティブシステムが禁止された。これによって、端末価格は確実に高騰する。では、端末価格が高騰したからといって、携帯電話業界の成長の妨げになるかと危惧されたが、蓋を開けてみるとそうではなかった。

実際に端末価格は値上げとなってしまったが、「良いモノにはカネを出す」という意識が勝り、実際には心配されたほどの事態にはならなかったようだ。法令によってインセンティブシステムを禁止し、半ば強制的に移行した韓国はある意味博打だったとは思うが、日本でも十分実現可能ではないだろうか。

現在、白物家電では多機能モデルがそこそこ売れているらしい。これも、とにかく安いものをというよりも、多少高くてもいいものを買いたいという傾向なのだろう。携帯でも、同じような傾向がみられると思う。家電でも、こだわる人は多機能モデルを買うし、最低限の機能さえあればよいと考える人は、廉価モデルを買うだろう。今や生活必需品となった携帯電話も、あらゆる層の人が使うようになりその考え方も多様化してきている。インセンティブシステムを廃止したとしても、十分に市場が維持されるのではないかと考えている。


さて、裏の仕組みをしらないユーザーは、
「インセンティブモデルだか何だか知らないが、とにかくそうすれば安く手に入るんだからそれでいいじゃないか」
と言うかもしれない。…もっともな話だ。
即解することで、販売店が赤字になるから、じゃぁやめておこう…。という気を遣った人も中にはいるかもしれない。

しかも、販売店がその値段で安く売っているのは、販売店があらかじめインセンティブ分を見込んで値引きをしているからであって、どのような値段設定にするかは販売店の勝手だ。即解のリスクを回避したければ、インセンティブ分の値引きをしなければいい。そこまでしてしまうととんでもない価格になってしまうので、とにかく底値で売らなければいい。即解目的の人は、いかに安く手に入れるかということに注目しているので、底値にしてしまうと狙われる可能性が高い。

じゃぁ、販売店側で念書を取ってしまえばいいじゃないかと思うところであるが、これは以前記事にしたように、問題が発生する。消費者センターから注意が掲載されるほどの事態になってしまったが、販売店独自の解約制限(いわゆる「縛り」)には法的効力が発生するかどうかということが問題になった。
私は法律の専門家ではないので実際のところはよくわからないが、販売店の言い分としては、「一定期間使ってもらうことと引き換えに値引きを行っているので、それに違反したから違約金を請求した」ということだ。つまり、値引きの条件として一定期間利用するという販売店との「契約」となっているので、その「契約」に「違反」したということになるそうだ。
しかし、問題となった時期に、キャリア側としては販売店のそのような販売方法は不適切として、取引禁止措置を講ずる場面もあった。キャリアとしては、販売店側の勝手な販売手法とはいえ、かなりのイメージダウンは免れないということでそのような措置をとったものと考えられる。

しかし、キャリア側も、現在は新規契約拒否という措置を講じる場合が出てきた。といっても、現在把握している限りでは、短期解約を短期間に相当繰り返した人でない限りひっかからないようだが、今後どのような基準になってくるかは不透明だ。厳しくなる方向に動いていくのはほぼ確実であろう。
ユーザーにしてみれば、方法はそれぞれ違うが販売店もキャリアも、インセンティブモデルに乗っかってこない(本来の買い方をしない)ユーザーについては排除していきたいのではないかというふうにも取れる。

何が言いたいかまたまとまりのないものになってきたので、そろそろ終わりにしようかと思うが、究極的には以下のようになるだろう。

・インセンティブシステムという、新端末を安価に購入できるシステムがあるのだから、正直にそのシステムを利用していく。通話料や基本料からその分が出ているので、長く使っているユーザーが優遇価格になるのは当然である
・新規を優遇するという前提があるので、機種変更の価格が必然的に高くなってしまう。より安く手に入れられる手法(即解)があるのだから、それを利用しても構わないのではないか
・そもそもインセンティブシステムを抜本的に見直すべきで、端末の販売と回線契約とを分離するべきだ

他にもいろいろな意見があると思うが、以上の記事を参考に、また他のサイトにも即解やインセンティブシステムについての記事がのっているので、興味のある方は参考にしていただきたい。また私の記述にも完全な正確性があるとの保証もできないので、いろいろな意見を見てみるといいかと思う。


以上、6回に渡って携帯電話の販売システムについて書いてみました。ふと立ち寄った販売店の張り紙から端を発し、ちょっとした特集のようになってしまいましたが、参考にしていただけたでしょうか。
激安で売られている携帯電話の裏には、このようなシステムが動いていることを認識してもらうと、また違った見方ができるのではないでしょうか。

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携帯ショップの張り紙~その5(2005/10/05)

携帯ショップの張り紙からこんな話になってしまって、今度は2つ目の立場から。
キャリアからの立場では、即解約はどんな意味を持っているのだろうか。

初めに言っておくと、私はキャリアの立場はよくわからない。憶測で物を言ってしまっている箇所もあるので、その辺を念頭において読んでほしい。

キャリアは、販売報奨金を販売店に支払い、その分、回線契約での収入から報奨金分を回収している。この構図は、インセンティブ制度の基本概念である。
ところが、キャリア側では短期解約の場合、販売店へのインセンティブの支払いは行われないことがある。これは何を意味するのだろうか。そう、端的に言ってしまえば、キャリアは販売報奨金が絡んだ損得はほとんど発生しないことになる。

しかし、前述したように、某社の約款には「回線契約を目的としない契約はおことわり」とも取れる主旨の条項が存在する。つまり、短期解約を牽制した約款である。恐らく、制定の背景には、短期解約の増加による販売店の健全な経営が維持できなくなることを危惧してのものではないだろうか。短期解約によって、販売店の利益が出なくなれば必然的に販売店の数も減っていき、端末の販売数が減少する。それによって、新端末の市場流通も遅延し、結果的に携帯電話業界の成長の妨げになってしまうということであろう。

こう考える事もできる。
携帯業界は、1994年の端末買い上げ制度の開始以来、爆発的に契約数を伸ばしてきた。その時、同時に始まったPHSはより顕著である。そう、インセンティブモデルを利用した端末販売手法で、ユーザーに端末を提供した結果、回線契約数は爆発的に伸びていった。
そのインセンティブモデルの恩恵を受けておきながら、回線契約数が飽和しつつある現在においても、インセンティブモデルに頼っている現状は無視することはできないだろう。この状況を打破するべく各社がインセンティブの減額などあらゆる努力をしているが、依然このモデルが現在の販売手法になっていることは変わりない。
しかし、インセンティブモデルを採用して今まで急成長してきたものを、ここへきて、その負の部分が目立つようになってきた。多くは機種変更のユーザーであり、新規契約を大量に見込めた時代は終わりを告げようとしている。キャリアとしては、その負の部分ををいかに減らすか―そう、手っ取り早いのは、短期解約を牽制することだ。

キャリアからしてみれば、本来の提供目的である電話回線の契約を目的としないものについては排除したい。いわば、販売店と同じ心境だろう。本来なら6万、いや、それ以上の価格のする携帯端末を安く持っていかれては商売にならないからだ。

さて、ここまでは売る側の状況を見てきたが、今度はユーザー、買う側の立場から考えてみたい。

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携帯ショップの張り紙~その4(2005/10/03)

…後日書くと言っておきながら、1週間近く経ってしまった。
ちょっと遠くへ出張していたもので、なかなか原稿を書く暇がなかったんですね(言い訳(笑))。

では、それぞれの立場から、即解について考えてみよう。
私は、即解については、どちらかというと賛成派なので、そういう偏りがあることを念頭に置いて読んでいただきたい。
賛同できる人もいれば、できない人もいることと思う。それはそれでいい。とにかく、この携帯ショップでの「縛り」という問題に関して、一人ひとりが自分なりの意見を持ってもらえばいいのだから。


それぞれの立場とは、どういう立場があるのだろうか?
私は、
 携帯ショップ
 キャリア(電話会社)
 ユーザー
の3つに分けられると思う。
他に、端末メーカーや一次代理店など、細かくつきつめていくとたくさんありそうだが、ここでは大まかにこの3つの立場で考えて行くこととする。
所々に、私の意見を挟んでしまう事になると思うが、それはそれで勘弁していただきたい。


まず、携帯ショップの立場としては…
何よりも、インセンティブを確保することだろう。ショップにしてみれば、かなりリスキーな売り方になってしまっているのは致し方ない。
ビジネス形態が、インセンティブを見込んだものになっているのであれば、前提であるインセンティブがカットされてしまう短期解約は何としても阻止しなければならないし、それを続けられては一瞬で赤字に転落する。まさに、この一連の話の発端になった激安携帯ショップはこれに該当する。

販売する方としては、そのインセンティブ分を見込んでの販売をしているため、インセンティブカットになってしまう短期解約は避けたい。そこで編み出したのは、念書をもらうことであった。つまり、販売店独自の念書を用意し、署名捺印をもらうのである。その念書にはどういう文言が書いてあるかというと、主に次の趣旨の文章である。

「電話回線契約を○ヶ月間継続します。それまでの間に解約、休止等をした場合は、違約金として○万円を支払います」

というものである。
携帯電話の普及期、99年~2000年にかけて横行しただろうか。特に、短期解約が経営に直結する小さな携帯専門ショップにその傾向が見られた。しかし、この頃は大型家電量販店にも念書を取るところがあり、私自身も驚いたことがある。

小さな携帯ショップというのは、やはり大型家電量販店に対抗するには、とにかく価格で勝負するしかない。価格が安いということは、必然的に短期解約のターゲットになってしまうのである。何とも空しい話であるが、価格で勝負をしても、解約されてしまえば販売店にはまったく利益は入ってこないのである。

販売店は、あらかじめインセンティブ分の見込みを上乗せして販売価格に反映しているということ、また、回線契約を結んでくれる客を対象に販売している(逆に言うと、本来の販売対象ではない、回線契約の意思のない客には販売したくない)ということから、念書を取って確実に回線を維持する客だけを取り込んでいる。

つまり、そもそもの販売対象である客ではないので、そういう人たちを排除するために、念書を取っているのだ。確かにその通りだ。商売の邪魔になると言うことなので、本来の儲けを生み出す客を排除するのも合理性があるように思える。

ところが、即解約の対象になってしまうのは、いわゆる「底値」で販売している激安ショップである。確かに、前述したように機種変更の値段が高いから、即解をしてしまうという構図があるために致し方ないところでもある。しかし、よく考えてもらいたい。

携帯電話が普及し、このインセンティブモデルを利用して次々に参入してきたのは販売店の方だ。利益を上げるために、携帯電話の販売というマーケットに目をつけたのだ。こうして乱立した販売店同士は何で競争するかといえば、そう、価格しかないのである。キャリア直営の販売店は、アフターサービスを扱える。大型家電量販店は、別の商品で集客でき、また損失分をカバーできるのだ。

儲かるからと次々に参入し、過激な価格競争を煽った挙句に、インセンティブの確保のために、ユーザーに負担を強いるような販売方法が許されるのだろうか。
そもそも、インセンティブモデルで経営を維持するのであれば、短期解約目的の客が来て、インセンティブが取れなくなるということも想定して価格設定をするのが本来の経営なのではないだろうか。それを、短期解約の客は儲からないからと、排除していく手法はいかがなものだろうか。

ガソリンスタンド業界も、一時は規制緩和の波に乗って、つぎつぎにスタンドが乱立した。その結果、過当競争にさらされ、次々と閉店していった。現在、ガソリンスタンドの儲けの中心は、もはやガソリンを売ることではない。「サオダケ屋はなぜ潰れない」の本が流行っているが、それと似ているような気がする。
ガソリンではなく、オイルやタイヤ、整備の代金で儲けを生み出しているのである。これが、給油だけの客はおことわり―としたらどうだろうか。まったくもって話にならない。
理論がちょっと飛躍しているかもしれないが、儲けを生み出さない客をあらかじめ排除し、確実に儲けを呼び込む客だけを相手にする。このような経営手法がまかり通ってしまう業界なのである。今でも、念書を書かないまでも、きっちりと販売時に確認されるケースが少なくない。

興味のある方は、インターネットのショップを見てもらいたい。あらゆる文言、理論を振りかざして短期の解約を阻止しようとしている。この記事をここまで読んでいただいた方なら、きっと意識の高い方であろう。ぜひ検索して、見ていただきたい。

このように、ショップ側はインセンティブモデルというシステムをとっているため、その割引分を見込んで販売している。しかし、ユーザーにしてみれば、そんな背景があって安くなっているなんてことはよっぽどの人じゃないと知らない。そう、サオダケ屋でサオダケだけ買うのが悪いのだろうか。いや、決してそんなことはない。販売店によって解約を制限させられ、無駄な基本料を払っているのは、まさに販売店の都合でユーザーが不利益を被っている典型例である。

販売店からの視点だと、こんな感じになってくるだろう。

次回は、キャリアからの視点で考えてみたい。

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