TCA9月(2005/10/08)
携帯・PHSの契約数が発表された。相変わらず、ドコモとauが純増10万オーバーの熾烈な争いを繰り広げており、純増か純減かというすれすれを走っているボーダフォンとツーカーを大きく引き離している。情勢は二極化が顕著になっている。
9月の注目は2つ。
ドコモがまもなく、5000万契約に達する。すでに4990万契約を突破しており、このままの勢いで行けば、10月中に5000万契約を達成するだろう。いよいよ、大台に突入する。
しかし、単純に契約数だけを見ると5000万という大きな数字を擁しているが、シェアでみてみるとドコモは56.0%であり、実は減少傾向にある。auが少しずつ切り崩しているのだ。月間純増シェアでもauが40~50%を確保することが多く、これからどれだけ伸びていくか楽しみである。
もう一つ。
現在353万のツーカーを、344万のウィルコムが猛追している。携帯とPHSということ、さらにはツーカーからauへの移行優遇策実施中という状況もあって単純に比較することはできないが、ウィルコムがツーカーを追い抜くのも時間の問題だろう。
身近にも「ウィルコム」という言葉が浸透してきたようで、2台目として持つ人が増えてきた。
ウィルコムのマーケティング通り、やはりカップルに多い。音声定額を特定の人と楽しむ使い方が多いような気がする。…これはあくまで私の周りの話であるが。ここから、インターネットの定額に継げることができるだろうか。ウィルコムの今後の出方にも注目だ。
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