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番号ポータビリティ(MNP)始動に向けて(2005/11/23)

総務省は昨日の11/22、MNPを2006/11/1から義務化すべく省令案をまとめ、情報通信審議会に諮問したようだ。
来年の11/1に決まったのは、携帯電話事業者から、2006年10月中をめどに導入できる見通しが立ったとの連絡を受けてのことらしい。
これに併せて12月21日まで、総務省への意見募集を行う。何か意見のある人は、じゃんじゃん送っていただきたい(笑)

マスコミでも騒がれていて、一般の人にも少しずつ浸透してきたMNPだが、導入の見通しが立ったことでますます認知されるものと思われる。
各携帯電話事業者も囲い込みに必死である。
大手2社(ドコモ、au)では、一年契約の割引率を引き上げ、最大10年まで割引率が上昇するように設定した。つまり、長期の契約でより割引率が上がるようにしたのだ。MNPを導入しても、会社を変わると新規契約の扱いとなり、今までの利用期間はリセットされゼロからのスタートとなる。そこに目をつけ、長期契約者の囲い込みを図ったのだ。
一方、2社を追う立場のvodafoneは、LOVE定額をはじめ、定額制の導入で、特定のユーザー層にアピールする。恐らくその中には、通話定額専用の回線としての増設を狙う思惑もあるのではないだろうか。それは純増数に直結し、また、端末を使ってもらうことで、vodafoneのサービスをアピールすることもできる。なかなか面白い戦略ではないだろうか。

もう一つ懸念されることは、MNPの利用料金やシステムである。
いくらMNPが導入されたとしても、利用が煩雑であったり、料金が高かったりするようであれば、多くの人の利用は望めない。海外ではMNPが多くの国で既に導入されているが、その利用状況はピンキリである。

利用料金についてはまだ議論の最中であろうが、現実的な設定をしていただきたい。ここまで数年前から話を盛り上げておきながら肩透かしにならないよう、利用者側に立った設定を望みたい。
携帯電話事業者からしてみれば、MNPの導入によって今まで以上の競争にさらされるのは必至であり、導入によって利益を圧迫される可能性は高い。しかし、その中で、ユーザーの視点から見たMNPの在り方も踏まえた議論になることを願う。

導入時期の目処がつき、まだまだ未確定な点が多いが、今後の議論に期待したい。

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