サットーしているらしい(2006/10/31)
ドコモのMNP純増数が判明したため、記事を修正して再掲しました。
30日の孫社長の記者会見によると、ソフトバンクに番号ポータビリティの申し込みが殺到し、受付業務が滞ったとのことだった。内容は、ソフトバンクが大好評で事務手続きが処理できなくなったとの趣旨であった。
とすれば、ソフトバンクはかなり契約数を伸ばしたに違いない。
しかし、ドコモとauは次のような発表をしている。
ドコモは、MNP関連で転出の方が多く、6万の純減となっているものの、対ソフトバンクに限って言えば転入が多い。
auは、MNP関連の純増が約8万契約。…前評判どおりの滑り出しと言える。
そこで、だ。
まとめてみると…
○(ソフトバンク→ドコモ)>(ドコモ→ソフトバンク)
○ドコモは6万の純減
つまり、ドコモ対ソフトバンクではドコモに流れているが、ドコモは6万の純減であることから、ソフトバンクからいくらか流れてきて、auへ転出していることがわかる。
○au→ソフトバンクorドコモ 約2万契約
○ソフトバンクorドコモ→au 約10万契約
MNPでの増減という観点から考えると、auに8万移動しており、さらにソフトバンクからドコモに流れている。ドコモが6万の純減となっていることから、ソフトバンクは2万の純減となっていることが予想される。
以上のことから、殺到しているはずのソフトバンクからも転出している可能性があるという予測が立てられる。孫社長が、いつもははっきりと数字を出して発表するところをMNP関連の転入について「26日以降は我々の方が多いと私は感じている」とコメントしているところを見ると、実際にMNPで思うような結果が出ているのか怪しい気もする。
何はともあれ、来月初旬のTCAの発表で結果が分かるので、それを待ちたい。
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