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MNPで契約期間引継ぎ(2006/11/05)

ソフトバンクが、MNPで転入した場合に転出元のキャリアの契約期間を引き継ぐという施策を期間限定ながら行っている。
ゴールド、ブルー、オレンジの新料金プランに加入するのが条件らしいが、MNPでソフトバンクに転入するユーザーにとってはこの上ない施策であろう。

さて、これに追随してドコモやauも同じような施策を行ってくれないだろうか。
…おそらく、その可能性は低いと思われる。

現状のように、転出元の契約期間が引き継げるのが1社だけだったらいいのだが、これが相互に契約期間を引き継げるようになってくると、ちょっと問題となる。
ソフトバンクがスーパーボーナスを導入して端末販売にかかるコストをユーザーにも負担してももらおうということを行っているが、これにも関係してくるのだ。

他社から転入してくるユーザーは新規契約という形になり、ほとんどの場合は転入元の端末を購入する。ここで端末の販売が行われる。そして、そのユーザーが1年程度で再び他社へ転出して新規契約をする。そこで転入元の端末を購入する。…これを繰り返していると、新規契約をしたはいいが、すぐに転出されてしまったのでは端末販売コストが十分に回収できないという事態になる。
と、ここまでは契約期間を引き継ごうが引継ぎまいが関係ない話である。

で、これで契約期間を引き継ぐとなると少し状況が変わってくる。
というのも、一般的にMNPでは、他社に転出したユーザーはある程度…またはかなり長い間、転出先のキャリアを利用することが想定される(これは、MNP利用=どうしても利用したいキャリアがある という前提に立ってのことであるが。契約期間を捨ててでも他社を利用したい程の動機があるとも見れる)。しかし、契約期間を引き継げるとなると、キャリア乗換えが簡単になる。そうなってくると、機種変更をするような感覚でキャリア替えを行うユーザーの存在がネックになってくる。同じキャリアにとどまることがないために、収益としては望みにくく、むしろ端末販売コストを考えるをむしろマイナス面が大きくなってしまう場合も考えられるのだ。

ドコモの中村社長は以前、このようなことを懸念して、契約期間の引継ぎにはかなり消極的なコメントをしていたことからも、ソフトバンクへの追随は難しいところなのではないだろうか。…もっとも、ソフトバンクも契約期間引継ぎに関しては2007年1月までの期間限定ということになっていることからも、各社積極的ではないことは想像に難くない。

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