ソフトバンク新機種発表(2007/01/25)
ソフトバンクから、予定通り春の新機種と、新サービスが発表された。
今回もカラーバリエーションをさらに充実させ、14機種58色を展開する。
ハイエンドレンジは東芝から911Tが発売される。下り3.6Mbps HSDPA、Bluetooth、ワンセグ対応、ワイドVGAディスプレイを搭載したまさに「全部入り」の端末である。
ミドルレンジは多くの端末が投入される。
シャープからはベースモデルとなる812SHに、その派生モデルである813SH、813SH for bizを展開。サムスンからはソフトバンクのトレンドとして展開している薄さを追及したモデルが2機種リリースされる。厚さ13.5mmのワンセグモデルである805SCと、厚さ8.4mmという驚異的な薄さを達成したストレートモデルである708SCである。
他にも、ノキア製スマートフォンや東芝製コドモバイル端末、NECやパナソニックの端末もリリースされる予定だ。
ラインナップとしてはエントリー~ミドルレンジが充実しているといった印象だ。ハイエンド端末を求めているユーザーは、910SH、911SHが出て間もないが、シャープの91Xシリーズが発表されるまで「待ち」ではないだろうか。
新サービスとしては、あらかじめ指定した端末の居場所が分かる「イチなび」(月額210円、1回5.25円)、ホワイトプランのオプションで通話料が半額となる「Wホワイト」、法人向けサービスでは「安心遠隔ロック」が新たに提供される。
ホワイトプランの通話料が半額となる「Wホワイト」はかなり魅力的なサービスとして今回は評価できるのではないだろうか。簡単に計算すると、ホワイトプラン利用者で、1960円以上の通話料金がかかる人にはメリットがあるだろう。他のユーザーについてはまたの機会に。。。
ところで、今回の発表に伴って、バリューパックシリーズを始めとしたボーダフォン時代の統一プラン、オプションサービスの受付が一部を除いて終了する。新規申込は2月28日、変更申込は5月31日までだ。既存契約に係る家族割引の主回線/副回線の変更や、LOVE定額等の電話番号指定割引サービスの電話番号変更などは従来通り継続して受け付ける模様。ホワイトプランの割引オプションがついて通話料が下がったとはいえ、月額300円で指定先1件の通話料がどの時間でも無料というLOVE定額の魅力は大きい。特定の人との通話が多い場合は、旧プラン+LOVE定額を検討してみてはいかがだろうか。携帯業界(PHS除く)で唯一の音声定額サービスであるだけに、それだけの魅力があると思われる。
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