トワイライトエクスプレス 展望スイート乗車記 ~サロンカー&車内探訪編~(2010/01/19)
乗車して間もなくのランチタイムを楽しんだ後は、レジでのお会計。
ちなみに、大阪発トワイライトエクスプレスは、現存する列車で唯一、食堂車によるランチ営業を行っています。札幌発は時間の関係でティータイムとなっており、軽食のみの提供となっています。
会計は4号車寄りの厨房の横にあったので、そのまま、4号車のサロンカー、サロン・デュ・ノールへ行ってみました。
サロンカーは、日本海側に向けて座席が配置された、フリースペースとなっています。
屋根まで回り込んだ大きな窓が特徴で、視界の広い眺望を楽しむことができます。また、程よい段差がつけられているため、山側に座っても景色が見にくいということもありません。
また、特製のスタンプとスタンプ用紙が用意されており、トワイライトエクスプレスが停車する駅のスタンプと、20周年記念スタンプが用意されていました。
この時間は混み合っていたので、後ほど、改めて来ることにして、列車の先頭まで探検することに。
サロンカーから先はB寝台になっています。
5号車では、シングルツインが空席になっていたので、中の様子を覗き込みました。
2人で使うには、それほど窮屈な感じはないですね。高さがあるので、意外にも開放感があります。
その先は、B寝台が続きます。
一通り、9号車まで中の様子を見たところで、サロンカーへ戻ってきました。
サロンカーの一つの区画が空いていたので、少し腰掛けてみます。
ちょうど、明日の朝食のオーダーを聞いていた食堂車のクルーの方がいたので、写真をお願いして撮ってもらいました。快く応じてもらえました、さすがクルージングトレインです。
その後は部屋に戻り、最後尾の景色を楽しみます。
途中の食堂車は、まだランチタイムの時間であり、食事をしている人もいるので、横を通るのもなんだか申し訳ない感じがしますね。A寝台に乗っている人は、サロンカーへの行き来は気を遣います。
…とは言うものの、そんなに頻繁に行き来することはないし、食事の時間に限られると思うので、そこまで気にする必要はないと思いますが。
ちょうどサンダーバードの通過待ちをしている時間だったので、一旦部屋に戻って、その様子を見ることにします。遠くから迫ってくるサンダーバードが徐々に大きくなり、隣の線路を疾走していくのを見ました。時刻は14:25を回っていました。
特急が特急に追い越されるという、少し珍しい光景を見ることができるのも、トワイライトエクスプレスならではですね。
しばらくすると、ドアをノックする音が聞こえました。
開けてみると、そこには車掌さんが立っていました。
「これ、スイートに乗車のお客様へ、乗車証明書です」と、トワイライトエクスプレスのロゴマークがプリントされたクリアファイルの中に、乗車証明書が入っていました。
乗車証明書には、乗車区間、日付、車掌さんの名前が直筆で書かれています。さらに、車掌さんの姓と名をトワイライトエクスプレス20周年に絡めてデザインされたオリジナルのスタンプが押されていました。
15時過ぎ、ランチも腹に収まり、落ち着いてきた頃に、アイスクリームの車内販売の放送が入ります。
これがまた絶妙なタイミングで、甘いものが欲しくなる時間帯ということもあり、つい買ってしまうんですね。
さて、少し落ち着いたところで、景色を楽しむことにします。
※追記(5/29)
トワイライトエクスプレスの旅行記を公開しました。
ブログに記載の内容を基に写真を追加、加筆をしていますので、ぜひご覧下さい。
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コメント
他の部屋は割と普通な感じ(゚ー゚;?
やっぱスイートは違うねぇ。
スローシャッター写真のまっすぐ線路だけがピント逢っててグーやね(゚▽゚*)
続きも楽しみにしてるね~
投稿: mon | 2010/01/19 21:56
B寝台は、一般的な寝台車という感じかな。
写真のシングルツインは2人でも使えます。さらに、Bコンパートは1区画ごとに扉が付いているので、4人のグループだと4人用個室のような感覚で使えるよ。
内装はリニューアルしているので、寝台車の古めかしい感じもなく、比較的綺麗な方だと思うよ。
スローシャッターの画は面白かったので、他にもたくさん撮ってしまったよ(笑)
続きは続々とアップしていくので、お楽しみに。
投稿: まる@管理人 | 2010/01/20 09:58