GIANT TCR2 2011 貧脚仕様へ(2011/02/24)
先日、ロードバイクで走っていたら、近所の上り坂で返り討ちに遭うところでした(笑)
コンパクトクランク34-50Tにリア12-25Tでは、こうなるだろうと思っていたので、半ば予想通りなわけで…。
上がりきれないことはないのですが、登坂で相当脚を削られたため、マシンにテコ入れすることにしました。
用意したもの↓
・リアディレイラー:SHIMANO DEORE(RD-M591-SGS)
・カセットスプロケット:SHIMANO SLX (CS-HG81-10) 11-34T
・チェーン:SHIMANO DEORE XT(CN-HG94)
ということで、コストのかからないリア回りにMTBのコンポーネントを投入。
TCR2は構成が105混成仕様なので、リアは10速です。
で、10速のままでギア比を上げるには、ロード仕様のSRAMのスプロケ(最大32T)を使う方法と、MTBの大きいスプロケを使う方法があります。
ちょうどシマノのDyna-Sysシリーズから10速仕様のスプロケットが発売されていたので、SLXの11-34Tを購入。最強の36Tという構成もあったのですが、リアディレイラーの都合により34Tとしました。
↓Dyna-Sys SLX。さすがにMTB仕様はデカイ(笑)
11Tはさすがにそこまではいらないかなと思い、外側の歯は105の12Tを取り付け。
構成は12,13,15,17,19,21,23,26,30,34としました。
さて、お次はリアディレイラーです。
↓105はギアのトータルキャパシティが足りないので、外します
各所の情報によると、MTB9速リアディレイラーで10速スプロケに対応できるようです。
MTB10速スプロケ+MTB9速リアディレイラー+ロード用10速シフター
の組み合わせで10速として動作させることができます。
10速のMTBスプロケは9速のそれと全体の幅は同じであるため、LOW-HIGHの位置は同じ→9速のリアディレイラーで対応できます。
しかし、Dyna-Sys10速対応のリアディレイラーはワイヤーの引き量が異なるため、ロード用10速のシフターでは引くことができません。
つまり、9速対応のMTBリアディレイラーを使えば、105のシフターで10速を動かせることになるわけですね。
取り付けます。
そして、チェーンは残念ながら長さが足りなくなってしまったので、MTB仕様のチェーンに交換。
チェーンはロード用でも問題なく変速したので、長さが問題なければそのまま使えたかと思います。…クランクを手回ししての感触なので、実際にトルクをかけてみるとどうなるかはわかりません(^_^;)
とりあえず完成。
フロント34-50T、リア12-34Tで、ギア比は1.00-4.16となりました。高速走行をしてみて、必要だったら11Tを使うことにします。
時間が無かったので変速の微調整が未了ですが、追々やることにします。
これでフロントトリプルの旧車クロスバイク並みのギア比を実現。大概の登坂は問題ないでしょう。
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