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名古屋ロングライドレポ~行程編後半(2012/04/14)

初級キャノンボールより少し短いロングライド、後半のレポです。
前半はこちら


風はすっかり強烈な向かい風になってしまった。
巡航速度が上がらない中、掛川、袋井、磐田と市街地を抜けていく。
すっかり日も暮れ、ライトは高照度のキャットアイEL-540を使う。パワーがあるが、高出力で使ってしまうと数時間で電池切れになっていまうので、弱モードにする。市街地ならば街灯があるのでそれほど危険性はない。


掛川、袋井市内の1号線はバイパスになっているところがあるが、標識を見落とさなければ問題ない。いずれも市街地方面のショートカットコースなので、自然に下の道を選択できるはずだ。
磐田市に入ってから、意外にもアップダウンが多いことに気づく。ずっと吹いている向かい風に加え、ここへ来て予想外の上りが脚を削っていく。途中、おもちゃ屋の近くの道端で一度休憩を入れるほど、体力が無くなっていた。


足先が冷たくなってきたので、ここで足用のカイロをつける。朝方にビニールでガードしたのだが、それだけでは対応できなくなってきたので熱源をセット。これで足先の冷えからは開放された。

気温は日中12℃まで上がっていたのだが、19時近くになり、6℃くらいまで下がってきた。予報によれば氷点下になることはないが、時間が経つにつれてまだまだ下がりそうである。

↓名古屋まであと128km。日帰りツーリング1回分と考えれば、ゴールは見えてきた
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天竜川を渡って、浜松市へ。1号線のバイパスは自転車通行不可なので脇の道へ。
そのまま細い道を進み、しばらく進むと浜松バイパスと合流する。

浜松バイパスはしばらく進路を南西方向に取る。風は真西から吹いているようで、若干、抵抗が緩くなっているものの、向かい風というコンディションには変わりない。しかも、片側2車線でトラックが多く、さらには路肩が狭く白線が凹凸になっているタイプのもので、自転車を轢かれさせようとしているとしか思えない道路だ。


弁天島まではひたすら風に耐えて進む。途中、進路は真西に変わるので、冷たい冬の夜風を真正面から受ける。ウェア関係はかなり着込んでいるので寒さは問題ないが、顔に当たる風が冷たく、眼鏡の隙間から入ってくる寒風が、朝からずっと目に当たっているため、少し痛みを伴うようになってきた。

途中、コンビニでトイレがてら補給用のおにぎりを購入。夕食はまとまって食べずに、途中の小さな補給で名古屋までしのぐことにする。


とにかく浜松市に入ってから弁天島までは、行程中最も精神的に厳しい区間であった。何の代わり映えもしないバイパス区間を風に押し戻され、風切り音だけを聞きながら20km/hも出ないゆっくりとしたスピードで進むのがどれだけつらいことだろう。


と、心を無にしてひたすら走り続け、21:40に弁天島駅前に到着。ここまで230km。さぁ、残りは約100kmだ。ゴールが見えてきた。ペースはグロスで15km/hを切っている。この時点での予想到着時刻は4時過ぎの見込みだ。


弁天島から先は白須賀の上りが待っているのだが、そこまでの距離が意外にも長い。ただただ平坦な道を向かい風に抵抗されながら進んでいく。車はバイパスへ流れているので、交通量は極端に少なくなる。
白須賀は台地へ上る坂になっているが、踏まずにゆっくりと攻略。間もなくすると愛知県へ入る。長く続いた静岡県をようやく脱出した。

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この先でパイパスを抜けてきた車と合流する。車もその勢いを保ったまま、高速で走り去っていく。夜間ということもあり、真横をまるで高速道路を走っているかのように飛ばしている。
と、ものすごい勢いで抜き去っていく車を見たかと思ったら、上から真っ赤なフラッシュが見えた。よく見たらオービスだった。初めて撮影の瞬間を見たが、噂に聞いていた強烈な赤い閃光だった。


さて、下りが落ち着いてきたころ、ローソン豊橋二川店で休憩。ここでもおにぎりを買って補給。これから本格的に夜間の走行に入るので、眠気対策を含めて温かい缶コーヒーを飲む。


引き続き1号線を進む。ふと右手には「キャノンボウル」というボウリング場が。キャノンボーラーにとっては一つのスポットとなっているので、写真を撮ってみた。

↓…暗くてうまく写らず
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平坦な道をひたすら進み、都会の様相を呈してきた。
路面電車が走る道路を通り、豊橋市役所前に到着。ここで23:40、走行は256kmであった。
この先、岡崎のアップダウンを越えればいよいよ名古屋の市街地だ。


名古屋の明かりのためか、岡崎へ抜ける峠の山の輪郭が見える。おそらく、通過するであろう場所が見えるのだが、これがまた一向に近づいてくる気配がない。


いつの間にか日付が変わり、15km/hくらいでだらだらと上っているのだが、ペースはこのままでキープできそうだ。踏むと一気に脚を持っていかれそうになる。信号が目の前で変わりそうになり、踏めば間に合うタイミングでも、焦ることはない、突っ込まずに再び青になるのを待つ。

風は相変わらず向かい風が吹いており、風切り音だけを聞いて走っていく。静岡の藤枝付近から聞こえてくるBGMはずっと風切り音である。

上りが終わると、岡崎の市街地へ向けて下り、今までの分を吐き出すように爽快な下り…かと思いきや、強烈な向かい風のため、普通に下っていては20km/hも出ない。下りなのに踏まないといけないのか。。。
このポイントは過去2回とも30km/hオーバーの巡航速度で、余裕で下れていたのに。…向かい風恐るべし。


下り坂も落ち着き、市街地に入る。
岡崎市役所前を1:36に通過、ここまで286km。残りは40km。

この先、サークルK岡崎矢作小河原店で補給。空腹を感じる前に、アミノバイタルゼリーやおにぎりをチャージしてきたので、夕食という形でまとまって取らなくても名古屋まで行けそうだ。今回の補給ペースは成功と思っていいだろう。


この先は名古屋中心部へ向かって平坦な道を進む。
風は相変わらず向かい風だが、浜松近辺の非情な強風ではない。
今に始まったことではないが、とにかく淡々と進む。


途中の小休憩の後、左足外側のくるぶし付近に突然の痛みが発生。
さすがに21時間以上も乗っているとどこかに異常を来たしてくるのか。痛みが起きないようなこぎ方を探りながら、残りの行程を進む。
急速に悪化するようであれば、悔しいが途中リタイアというシナリオもあり得る。

名古屋市に入り、いくつもの高架と交差する度に、ゴールの名古屋駅へ近づいていることを実感する。

↓いよいよ名古屋市内へ
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途中、1号線の熱田神宮へ向かう橋が自転車通行禁止になっており、側道に逸れたものの迷ってしまい、名古屋駅までは少し時間をロスしてしまった。


ゴール直前にそんなアクシデントもあったが、ようやく名古屋駅へゴール。
時刻は4:40、ここまでの走行距離は325kmであった。
ペースを上げずに走ったこともあり、ゴールで力尽きてバタン…という感じではなく、全身のいたるところに疲労が蓄積されているが、未知の行程を走破した爽やかさがあった。

↓夜明け前の名古屋駅に到着
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駅前で写真を撮った後は、近くの24時間サウナ、ウェルビーへ。
満室のため6時まで待ち、その後風呂で汗を流して、1時間ほど仮眠した後、新幹線でとんぼ帰りとなった。


【走行データ】
走行距離 325.4km
所要時間 22時間40分
アベレージ(グロス) 14.4km/h
アベレージ(ネット) 18.3km/h


↓帰り際に再度撮影
12041407

(参考)あらかじめ持参した補給以外に、道中で買ったものは以下のレシートを参照
12041409_2

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