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名古屋ロングライドレポ~装備編(2012/04/16)

ここでは、24時間ライドの装備を紹介します。
誰かの参考になれば幸いです。が、実行は自己責任でお願いしますね(^_^;)
コンディションは、真冬で0℃~10℃の温度帯、1000m以上の峠越え無しを想定。


マシンはロードバイク(GIANT TCR2 2011モデル)、トピークのキャリアにMTXトランクバッグDXを装着。
これにOUT DOORのリュックサックを背負う。
基本的にリュックには、嵩張るが軽いものに限定して収納することにより、腰への負担を軽くする。


【身に着けるもの】
・ヘルメット(テールランプ装着)+耳付き帽子
・ネックウォーマー
・インナー手袋+ウィンター手袋
・白半袖アンダーシャツ+ヒートテック長袖+長袖フリース+厚手ウィンドブレーカー
・スキー用厚手靴下+くるぶし丈靴下+SPDシューズ
・ヒートテックレギンス+長レーパン+ハーフパンツ+保温膝サポーター


【自転車に装着】
LEDヘッドライト(CATEYE EL-540、EL-210)、サイコン(CATEYE CC-MT400)
輪行袋
ドリンクボトル(真冬は水を消費しない。500mL1本で十分だった)
トップチューブバッグ(お菓子等補給食を入れて信号待ちの間に食べる&行程表を入れる)
バックミラー(特に夜間は車の接近がよくわかる)


【キャリアバッグ】
薄手ウィンドブレーカー(防寒用)
ヒートテック長袖(防寒用)
カイロ(靴用、貼る用)
ガムテープ、小さいハサミ(突発的なトラブル対処のため)
ジップロック数枚(小分け&防水)
柿の種、チョコ、ウィダーインゼリー1個、アミノバイタル4個(補給食持参分)
雨具ズボン(晴れの予報だが念のため&防寒用)

帰り用衣服(靴下、下着)
350mL水筒(ホットジャスミン茶;補給食等の口直し用)


【キャリアバッグのサイドポケット】
工具一式(ドライバー、六角各種、タイヤレバー等)、予備チューブ、ゴムロープ、軍手
薄手のゴム手袋(防寒用)
買い物ビニール袋、単3電池4本(ヘッドライトEL-540交換用)
財布、リップクリーム、携帯電話予備充電池


【キャリアバッグのトップメッシュ】
地図、ボールペン、記録用紙


峠無しの平地メインであれば、このくらいの防寒対策で走ることができると思う。
実際、防寒対策として準備した薄手のウィンドブレーカーとヒートテックは使わなかった。
補給食は道中で購入できるので、今回のような幹線道路がメインであれば都度購入でも問題なく、荷物を減らせるので走りは軽くなるでしょう。

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名古屋ロングライドレポ~帰宅編(2012/04/15)

※この記事の内容は2012年2月のものです。

ロングライドレポートの前半後半は別記事です。


9時過ぎにはサウナを出て、駅でおみやげを買い、遅い朝食を食べて出発の準備をした。
ロードバイクでの輪行は初めてだったので、1時間ほどの余裕を持って解体を始めたものの、15分ほどで完了。クロスバイクよりも外す部品が少なかったためにすんなりと終わった。


さて、ここからは自転車趣味を外れて、鉄道趣味へ。300系新幹線と、小田急ロマンスカー10000形HiSEの乗車記録です。


名古屋からの帰宅ルートは東海道新幹線で小田原へ。選択肢は必然的にひかりかこだまなのだが、この時期にホットな話題として、2012年3月16日で引退する300系新幹線が挙げられる。
この時点では既に限られた運用になってしまっており、狙っていかないと乗ることが出来ない。

ということで、名古屋発11:58発の上りこだま650号に乗車することにした。
出発まではかなりの時間があるのだが、これも運用が限定されているが故のことである。
記録に残るように、指定券を発券してもらった。あいにく窓側は空いていなかったので、通路側となってしまった。意外にも席が埋まっていて驚いた。


↓充当の300系車輌はJR西日本のF7編成。
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↓車内の様子
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各駅停車なので、停車のための加減速が多い。300系特有のインバーター音を楽しみながら、小田原まで寛ぐ。
…といっても、昨日の疲れがどっと出てきたので、うたた寝になり、駅に着くたびに目を覚ましてはまた眠りに落ちるといったことを繰り返していた。


↓小田原にて
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14:06に小田原着。
タイミングよく、小田原14:23発で、小田急ロマンスカーのHiSEがさがみ号の運用に就いていた。
券売機を叩くと、前面展望席の最前列が空いていたので、記念に乗ってみることにした。
この小田急ロマンスカーHiSEも300系新幹線と同様に2012年3月16日をもって引退する車輌である。この形式は、おそらく今日が最後の乗車になるだろう。

↓10000形HiSE
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小田原駅では、乗車待ちの人、先頭付近で記念写真のためにカメラを構える人などで賑わっていた。充当はHiSEの第1編成。

ちなみに、HiSEの場合は展望席付近のドア近くに自転車が置けるスペースがあるのだが、乗降口の近くであり、またドアが手前に開くので、置く場合には配慮が必要となる。

相模大野までのわずかな時間であったが、前面展望を楽しんだ。


↓前面展望。すれ違いはHiSEと同時に引退したロマンスカー20000形RSE
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この後は、普通電車に乗り換えて最寄り駅まで。
駅前で輪行袋から出して組み立て、自走で帰宅。

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名古屋ロングライドレポ~行程編後半(2012/04/14)

初級キャノンボールより少し短いロングライド、後半のレポです。
前半はこちら


風はすっかり強烈な向かい風になってしまった。
巡航速度が上がらない中、掛川、袋井、磐田と市街地を抜けていく。
すっかり日も暮れ、ライトは高照度のキャットアイEL-540を使う。パワーがあるが、高出力で使ってしまうと数時間で電池切れになっていまうので、弱モードにする。市街地ならば街灯があるのでそれほど危険性はない。


掛川、袋井市内の1号線はバイパスになっているところがあるが、標識を見落とさなければ問題ない。いずれも市街地方面のショートカットコースなので、自然に下の道を選択できるはずだ。
磐田市に入ってから、意外にもアップダウンが多いことに気づく。ずっと吹いている向かい風に加え、ここへ来て予想外の上りが脚を削っていく。途中、おもちゃ屋の近くの道端で一度休憩を入れるほど、体力が無くなっていた。


足先が冷たくなってきたので、ここで足用のカイロをつける。朝方にビニールでガードしたのだが、それだけでは対応できなくなってきたので熱源をセット。これで足先の冷えからは開放された。

気温は日中12℃まで上がっていたのだが、19時近くになり、6℃くらいまで下がってきた。予報によれば氷点下になることはないが、時間が経つにつれてまだまだ下がりそうである。

↓名古屋まであと128km。日帰りツーリング1回分と考えれば、ゴールは見えてきた
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天竜川を渡って、浜松市へ。1号線のバイパスは自転車通行不可なので脇の道へ。
そのまま細い道を進み、しばらく進むと浜松バイパスと合流する。

浜松バイパスはしばらく進路を南西方向に取る。風は真西から吹いているようで、若干、抵抗が緩くなっているものの、向かい風というコンディションには変わりない。しかも、片側2車線でトラックが多く、さらには路肩が狭く白線が凹凸になっているタイプのもので、自転車を轢かれさせようとしているとしか思えない道路だ。


弁天島まではひたすら風に耐えて進む。途中、進路は真西に変わるので、冷たい冬の夜風を真正面から受ける。ウェア関係はかなり着込んでいるので寒さは問題ないが、顔に当たる風が冷たく、眼鏡の隙間から入ってくる寒風が、朝からずっと目に当たっているため、少し痛みを伴うようになってきた。

途中、コンビニでトイレがてら補給用のおにぎりを購入。夕食はまとまって食べずに、途中の小さな補給で名古屋までしのぐことにする。


とにかく浜松市に入ってから弁天島までは、行程中最も精神的に厳しい区間であった。何の代わり映えもしないバイパス区間を風に押し戻され、風切り音だけを聞きながら20km/hも出ないゆっくりとしたスピードで進むのがどれだけつらいことだろう。


と、心を無にしてひたすら走り続け、21:40に弁天島駅前に到着。ここまで230km。さぁ、残りは約100kmだ。ゴールが見えてきた。ペースはグロスで15km/hを切っている。この時点での予想到着時刻は4時過ぎの見込みだ。


弁天島から先は白須賀の上りが待っているのだが、そこまでの距離が意外にも長い。ただただ平坦な道を向かい風に抵抗されながら進んでいく。車はバイパスへ流れているので、交通量は極端に少なくなる。
白須賀は台地へ上る坂になっているが、踏まずにゆっくりと攻略。間もなくすると愛知県へ入る。長く続いた静岡県をようやく脱出した。

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この先でパイパスを抜けてきた車と合流する。車もその勢いを保ったまま、高速で走り去っていく。夜間ということもあり、真横をまるで高速道路を走っているかのように飛ばしている。
と、ものすごい勢いで抜き去っていく車を見たかと思ったら、上から真っ赤なフラッシュが見えた。よく見たらオービスだった。初めて撮影の瞬間を見たが、噂に聞いていた強烈な赤い閃光だった。


さて、下りが落ち着いてきたころ、ローソン豊橋二川店で休憩。ここでもおにぎりを買って補給。これから本格的に夜間の走行に入るので、眠気対策を含めて温かい缶コーヒーを飲む。


引き続き1号線を進む。ふと右手には「キャノンボウル」というボウリング場が。キャノンボーラーにとっては一つのスポットとなっているので、写真を撮ってみた。

↓…暗くてうまく写らず
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平坦な道をひたすら進み、都会の様相を呈してきた。
路面電車が走る道路を通り、豊橋市役所前に到着。ここで23:40、走行は256kmであった。
この先、岡崎のアップダウンを越えればいよいよ名古屋の市街地だ。


名古屋の明かりのためか、岡崎へ抜ける峠の山の輪郭が見える。おそらく、通過するであろう場所が見えるのだが、これがまた一向に近づいてくる気配がない。


いつの間にか日付が変わり、15km/hくらいでだらだらと上っているのだが、ペースはこのままでキープできそうだ。踏むと一気に脚を持っていかれそうになる。信号が目の前で変わりそうになり、踏めば間に合うタイミングでも、焦ることはない、突っ込まずに再び青になるのを待つ。

風は相変わらず向かい風が吹いており、風切り音だけを聞いて走っていく。静岡の藤枝付近から聞こえてくるBGMはずっと風切り音である。

上りが終わると、岡崎の市街地へ向けて下り、今までの分を吐き出すように爽快な下り…かと思いきや、強烈な向かい風のため、普通に下っていては20km/hも出ない。下りなのに踏まないといけないのか。。。
このポイントは過去2回とも30km/hオーバーの巡航速度で、余裕で下れていたのに。…向かい風恐るべし。


下り坂も落ち着き、市街地に入る。
岡崎市役所前を1:36に通過、ここまで286km。残りは40km。

この先、サークルK岡崎矢作小河原店で補給。空腹を感じる前に、アミノバイタルゼリーやおにぎりをチャージしてきたので、夕食という形でまとまって取らなくても名古屋まで行けそうだ。今回の補給ペースは成功と思っていいだろう。


この先は名古屋中心部へ向かって平坦な道を進む。
風は相変わらず向かい風だが、浜松近辺の非情な強風ではない。
今に始まったことではないが、とにかく淡々と進む。


途中の小休憩の後、左足外側のくるぶし付近に突然の痛みが発生。
さすがに21時間以上も乗っているとどこかに異常を来たしてくるのか。痛みが起きないようなこぎ方を探りながら、残りの行程を進む。
急速に悪化するようであれば、悔しいが途中リタイアというシナリオもあり得る。

名古屋市に入り、いくつもの高架と交差する度に、ゴールの名古屋駅へ近づいていることを実感する。

↓いよいよ名古屋市内へ
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途中、1号線の熱田神宮へ向かう橋が自転車通行禁止になっており、側道に逸れたものの迷ってしまい、名古屋駅までは少し時間をロスしてしまった。


ゴール直前にそんなアクシデントもあったが、ようやく名古屋駅へゴール。
時刻は4:40、ここまでの走行距離は325kmであった。
ペースを上げずに走ったこともあり、ゴールで力尽きてバタン…という感じではなく、全身のいたるところに疲労が蓄積されているが、未知の行程を走破した爽やかさがあった。

↓夜明け前の名古屋駅に到着
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駅前で写真を撮った後は、近くの24時間サウナ、ウェルビーへ。
満室のため6時まで待ち、その後風呂で汗を流して、1時間ほど仮眠した後、新幹線でとんぼ帰りとなった。


【走行データ】
走行距離 325.4km
所要時間 22時間40分
アベレージ(グロス) 14.4km/h
アベレージ(ネット) 18.3km/h


↓帰り際に再度撮影
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(参考)あらかじめ持参した補給以外に、道中で買ったものは以下のレシートを参照
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名古屋ロングライドレポ~行程編前半(2012/04/13)

少し日が経ってしまいましたが、2月11日に決行した藤沢~名古屋の300km超えロングライドのレポがまとまりましたので、備忘録を兼ねて記録しておきます。
後日、行程以外にもノウハウになりそうなところは書いていく予定ですので、誰かの参考になれば幸いです。

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実行のきっかけは某巨大掲示板での「キャノンボール」というスレッド。本家は東京~大阪間を24時間で走るというものなのだが、一時は初級編ということで東京~名古屋を24時間で走る趣旨のスレッドが立っていた。東京~大阪は500kmを超える距離なのでムリとしても、名古屋なら十分に手が届く距離だ。
スケジュールの関係から東京発はできないので、途中の藤沢からスタート。東京~藤沢間の3時間を差し引いて21時間を目標として実行することにした。


今回は真冬のロングライドということで、いくつかの新規装備を調達した。
いつもは夏場の旅行がメインだったので、冬場に必要な物を通勤ライドの時に検討した結果、シューズカバー(雨風対応)、ウィンターグローブ、インナーグローブ、耳当て付き帽子、ネックウォーマーを購入。とにかく寒さをしのぐための装備を中心に調達。深夜に及ぶ行程のため、寒さに耐えられなくなった場合はその時点でリタイアを意味する。途中、カイロなど防寒に使えそうな雑貨も少し用意してバッグに入れておいた。


当日の機材はもちろんロードバイクのGIANT TCR2 2011モデル(貧脚仕様)にリアキャリアを装備。トピークMTXトランクバッグDXに必要な資材を詰めておく。輪行袋は大きいものしか持っていないので、2つあるボトルゲージの一つにはめ込む(…押し込む??)。
途中、上着の着脱などがあると思うので、リュックサックを背負っていく。物はほとんど入れず、出発の時点で入っているのはシューズカバーのみ。重量増による肩、腰への負担を軽くする。


↓このような体制
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当日は朝6時に出発。
朝食としてご飯2杯に納豆を食べ、ジェルのアミノバイタルを飲む。
ルートは藤沢市内の長後街道から246号線へ乗り、御殿場経由で沼津へ。そして1号線に合流後はほぼ東海道に沿って進む。一部自転車通行不可の場所(主にバイパス)や最短ルートを通るために外れることもあるが、基本的には1号線に乗っていく。

沼津まではほぼおなじみの道なので、それほど迷うことなく進む。
スタート時の気温は1℃。真冬の冷え込みであるが、路面の凍結はなさそう。


今日のウェアは次のとおり。
・上半身4枚(半そでアンダーシャツ、長袖ヒートテック、長袖フリース、ウィンドブレーカー)
・下半身3枚(ヒートファクトレギンス、長丈レーサーパンツ、ジャージのハーフパンツ)
・足回りはSPDシューズにくるぶし丈の靴下にスキー用の厚手靴下を重ね履き
・他、手周辺はアンダーグローブ+ウィンターグローブ、耳当て付き帽子にヘルメット、ネックウォーマー
このような防寒装備で出発。はじめはこれでちょうど良い具合。ただ、足先はこれでも寒さを感じるので、走り出して1時間半ほどで靴下の上にビニール袋を切ったものを被せ、防風効果を狙う。これによって足先の刺すような冷たさは若干和らいだ。


伊勢原付近から国道246号線を進む。
気になっていた風はそれほど強くなく、どちらかというと追い風気味。後半は強烈な西風が予想されているので、前半は風に乗って距離を稼ぎたい。
山北付近のサンクスで休憩。ここでおにぎりを買ってトイレがてら軽く補給。
今日はリアキャリアのバッグが荷物によりパンパンで、コンビニ休憩など自転車から離れる時は運びづらい。

今回は山北バイパスを避け、旧道を走ることにした。バイパスに入ってしまうと狭い路肩に凹凸白線があり、早く抜けようとついついペースアップしてしまう。先は長いので余裕を持って走れるように旧道を選択した。

ところがこの辺りで、早くも脚に疲労が見え始める。20時間以上の走行を予定しているにも関わらず、まだ2時間ちょっとしか走っていない(笑)
寝不足のためなのか…いや、4時間半は寝たはずなのだが。原因はよくわからなかったが、とにかく先に進まなければならないので、この先の致命傷にならないようにペースを抑えて走っていく。


静岡県小山町へ入ってすぐ、生土の先から246号線は自転車通行不可となるので、県道へ。
途中のセブンイレブンで休憩。チョコなどお菓子系をチャージし、これからの上りに備えてウィンドブレーカーとウィンターグローブを外し、汗対策をしておく。先の秦野善波峠越えでは、あまりに暑くなってしまい、帽子の間から汗が滴り落ちるほど過熱してしまった。下りで一気に冷えるのでこういうことは避けなければいけない。


↓生土で左手の県道へ
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ここから御殿場まではひたすら上りが続く。淡々とこぎ続ける。途中、1人のライダーが抜いていったが、みるみるうちに見えなくなってしまった。


御殿場到着は10:00、61kmだった。
246号線を下り、途中、岩波駅先で県道へ入る。このまま直進すると自転車通行不可となり、階段を下りる必要が出てくるからだ。
せっかくの下りだが、不運にも強めの向かい風になってしまった。
長泉町へ入り、鮎壷の交差点を右折、住宅地を抜けて1号線に合流。
すぐの松屋で昼食とした。20分ほどでかき込み、11:30出発。ここまで84km。


1号線をしばらく進むが、途中、海沿いの県道へ移動し、東海道線沿いに進む。駅ごとに市街地が形成されており、そのたびに賑わいを見せてくる。吉原駅前を通過し、その先は旭化成の工場脇の細道を抜け、再び1号線に合流。
間もなく、道の駅富士が姿を見せる。ここで歩道に上がり、富士川を越える。バイパス化している1号線をしばし離れる。
ビニールを被せた足先は温かくなってきており、むしろ蒸れて濡れてしまっているのではないかと気になっていたが、…気になっていたものの確認はしなかった。

↓富士川は歩道を走って渡り、階段から一旦下へ降りる
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この辺りは20km/hペースで進む。風が少し出てきたが、どちらかというと南向きに吹いている。気温は12℃くらいまで上がってきており、暖かさを感じるようになってきた。
観光客が多い由比駅付近を通過したのが13:15、ここまで116.4km。駅前の公園でトイレ休憩。近所の子連れ親子が遊んでいるのが微笑ましかった。

この先は1号線に合流して、太平洋岸自転車道を走る。車道の路肩も途中までは走行可能だが、この辺りは車の巡航速度が速く、自転車道を通るほうが良い。
天気は全体的に雲が広がっていたが、この時間は雲の隙間から日が差すようになってきており、日焼けをしそうな感じがした。


興津付近から市街地を通り、先に1号線に合流。清水駅付近を経由して静岡駅へ。
県庁所在地らしく交通量も信号も多い。必然的に信号ストップも多くなる。また、道路状況が悪く、凹凸白線もあり自転車は走りにくい。かなり脚を消費してきており、オーバーペースにならないように注意しながら走る。信号が多いと、つい引っかからないようにと間に合いそうなときはダッシュしたりしてしまうのだが、今日はそんなことはしない。


静岡駅に14:42着、ここまで138km。駅前にはちびまる子ちゃんをあしらった案内板などがあり、静岡に来たことを実感させられる。そういえば、清水市は合併して今は静岡市か。
駅を過ぎてしばらくしたところでローソンへ。おにぎりを2つ買い、補給。ここから宇津ノ谷峠と金谷峠と2つのヤマが待っている。


1号線を直進すると、道の駅宇津ノ谷があり、ここでトイレ休憩。宇津ノ谷「峠」となっていたのでどれほどの上りかと警戒していたが、すぐにトンネルに入り、なんなく攻略。トンネルは自転車が走れる歩道があり、小石が散乱しているものの、通常のトンネルの状態と変わらないレベルなので、普通に走れば問題ない。


トンネルを抜けると下り、藤枝市街へ。さぁ、この辺りから怒涛の向かい風が始まる。
冬の西風はもはや季節物なのでよほど運が良くないとかわすことは困難。統計を見てみても、1月2月は8割以上が西風。もはやこれは西に向かうルートを取った以上、覚悟しなければならない。

藤枝警察署前のマックで補給。16:00着、ここまで157km。
安売りをしているビッグマックのセットを食べる。が、さすがに油物のため胃にずっしりと重たく入ってくる。事前情報により持っていった第一三共胃腸薬を飲んで出発。
いつもの胃に残る感覚が和らぐ。コレ、意外に使えるかも。


16:25に出発。走り出した途端に異変に気づく。…強風。
いつの間にか風がかなりの強さになっており、沿道の店の幟旗がバタバタと音を立ててなびくくらいの強風だった。この強さになってくると、走っていても聞こえてくるのは主に風切り音だけになってくる。
ここからは我慢の走りを…おそらくゴールまで続けるのだろうなと思いながら、とにかく淡々と走り続ける。日が西に傾き、進行方向正面から日光が差すようになってきた。ちょうど日差しで見えづらくなっている状況であり、念のためテールランプと、ヘルメットにつけた赤色ランプを点滅させて車からの視認性を上げる。追突だけは事前に避けるのは困難なので、こうして存在を気づいてもらうしかない。


島田バイパスを避けて進み、大井川を渡って金谷へ。
全行程のほぼ半分にあたる箇所と見込んでおり、ここを超えれば残りのヤマは白須賀と岡崎のみ。

↓大井川。日が沈む
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上りに入ると、峠道のような勾配が姿を現す。朝の小山町の辺りを思い出す。ここは踏まずに8km/hペースで少しずつ進んでいく。まだ150km以上の行程が残っているので、基本的に温存しながら走っていくスタンスは変えない。体力はかなり削られているのだが、やはり上りは汗をかく。気温も下がってきているのだが、襟元の通気を確保しながらうまく体温調節をする。
20分ほどで上りを攻略。ここからは一時下り、さらにもう一度上がって、小夜の中山トンネルへ。トンネルを抜けた時点で17:45、走行は176kmであった。
ちなみに、トンネルの手前には売店があり、その脇には夜泣き石へ上がる階段がある。「夜泣き石の伝説」の舞台になったところだ。


トンネルを抜けると、長い下りを経て掛川市街へ出る。西の空が若干薄明るいだけで、周囲はすかあり暗くなってしまっていた。相変わらず風は西向きに吹いており、下りといえども30km/h以上まで出すことは難しい。平坦なのかと勘違いしてしまうほど抵抗がある。


(後半に続く……)

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