TCA11月 ドコモ純減(2012/12/09)
2012年11月の携帯各社契約数では、ドコモが5年ぶりに純減を記録しました。
iPhone5の影響が大きいようで、2社へ流出する格好となっています。
決定的な打開策が見いだせない中で、また冬モデルの投入タイミングもあってか、11月は4万800件と過去最大の純減を記録しました。
対照的なのはiPhoneを投入している2社。ソフトバンクモバイルが30万1900件、KDDIが22万8800件と大幅に契約数を伸ばしています。
いよいよ、ドコモiPhone投入となるのか。
アップルからの要求に対して相容れない部分があるため、現時点では投入には積極的な姿勢は見せていない。このままの状態が続けば、方針転換せざるを得なくなってくるのではないだろうかと推測します。しかし、莫大な契約者数を抱えるガリバーが、多様な端末を販売する中で、iPhoneの販売数を稼ぐことができるのかどうかは少し疑問が残るところですね。先行している2社は専用プランを用意するなど、他の端末よりも優遇して拡販施策を取っていることからみても、現状で端末だけを取り扱うのはドコモといえど難しいのではないかと感じています。
さて、12月はボーナス商戦であり、年度末に続いて契約数が伸びる月でもあります。結果は如何に。
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コメント
こんにちは♪
アップルがドコモに要求すると言われているのが、販売台数のノルマのほかにNTTグループが持つ特許などの知的財産権を自由に使えるようにするとか言われてますからね。
とくに後者のデメリットが大きいと思われます。
投稿: ラテ | 2012/12/16 11:37
コメントありがとうございます。
NTTグループの知的財産を狙っているとなると、ノルマよりも大きな問題となりそうですね。
流出が止まらない状況に打つ手立てはあるのでしょうか。。。
投稿: まる@管理人 | 2012/12/19 23:19