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しなの鉄道 ろくもん乗車録(2020/10/23)

9月のWest Express銀河への乗車から、観光列車への触手が伸び始め、まず手始めに首都圏に近いしなの鉄道の「ろくもん」へ乗ってみることにしました。

午前中は長野電鉄で往年の車両を満喫していましたが、長野13:08着の普通電車を下車し、しなの鉄道へ乗り換えます。
ろくもん乗車前にはしなの鉄道のきっぷ売り場で受付が必要です。13時から受付開始となっており、ろくもんの出発時刻を考えると13:08は遅いかな…と思いましたが、特に乗り換えには問題なさそうです。
さすがに入線の瞬間には間に合いませんでしたが、まだ車内をセッティングしている時間でしたので、ドアも空いておらず、車両を外側から撮るための十分な時間がありました。

長野電鉄2018年4月3日改正のダイヤですが、長野駅13:34発のろくもんには十分余裕を持って乗り換えができます。


↓旅行案内と一日乗車券
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ろくもんのツアーは、しなの鉄道のホームページから申し込みが可能です。
通常の指定券のみというプランの他、料理付きのプランがあります。
今回は「長野県版Go to」キャンペーンで3000円の割引があり、12800円にて長野~軽井沢間を楽しむことができました。
長野~軽井沢間の一日乗車券2390円分が含まれていますので、乗車当日はこの区間にフリーで乗ることもできます。


↓長野駅停車中。懐かしい国鉄型
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もちろん、オリジナル塗色になっており、真田信繁(幸村)が大坂冬の陣などで用いた「赤備え」をモチーフにした赤系に、家紋がゴールドで配置されています。

車内の準備が終わると、アテンダントの方が法螺貝の笛を吹き、ドア扱いが行われます。
戦国時代の合戦を思わせる演出です。

新型コロナウイルス感染症対策で、各車両の入り口では案内状の確認と、検温の後に車内へ案内されます。

JR九州の「ななつ星」や東急の「The Royal Express」をデザイン水戸岡鋭治さんのデザインで、木をふんだんに使ったぬくもりのある車内となっています。
また、座面の柄や車内の壁にしつらえてある模様も、一見して水戸岡デザインとわかる、独特の意匠でまとめられています。

↓水戸岡デザインですね
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座席は予約時に空き状況を見ながら、指定することができます。
浅間山の眺望を見越して北側のカウンター席を確保しました。
既にランチの重箱がセットされていました。

↓期待が膨らみます
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ワンドリンクサービスが付いてきますので、地ビール、日本酒、シードル、ワイン、ソフトドリンクの中から選べます。
ここはやはり和食なので日本酒をチョイス。
日替わりとのことですが、甘口でオーダーしたところ「姨捨」がサーブされました。


↓車内での豪華な食事
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↓ごはんとお味噌汁も付いてきます
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テーブルの上には「おもてなしガイド」が用意されており、途中の停車駅の時刻やみどころなどが掲載されています。


上田駅に14:17着。ここで普通列車の退避があります。
その間18分の停車時間があり、ホームでみすず飴の販売、記念撮影があります。
ということで地元産のものということで購入。さらにアテンダントの方に写真を撮ってもらいました。本日の日付が入ったろくもん記念乗車ボードと共に。

上田駅では、今日の食事メニューを作ってくださった料理人の方からのお見送りをいただきました。
また、反対側のしなの鉄道本社からは、社員の方のお見送りがありました。


上田から12分ほどで田中駅へ到着。
ここでも8分ほど停車時間があり、改札外へ出ることができます。

駅名ということもあり、全国の苗字ランキングでも上位に入る「田中」さん大歓迎のメッセージが掲げられています。

↓田中さん大歓迎
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また、駅舎入り口には2019年の台風19号で千曲川から流れ出た堆積土を利用したサンドアートが展示されていました。
サンドアーティストの堀田光彦氏が手掛け、コロナ禍の疫病退散と復興を願いが込められているとのことです。

時期的にもハロウィンが近かったので、オレンジ色のカボチャがいいアクセントになっています。

↓サンドアート
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田中駅を発車してすぐに、南側の大きな保育園から、たくさんの園児たちが手を振っているのが見えました。とても微笑ましいですね。
今日は平日なので、たくさんのこどもたちが手を振ってくれるんだそうです。
地域との関わりという点で、ローカル鉄道のひとつの姿が具現化されているように感じました。
過去、東洋経済の記事で、北越急行社員の方が「地域の鉄道の命運は地域の人が決める」と話していたことを思い出します。
地域の足なのか、観光列車なのか、鉄道会社のアプローチの仕方はそれぞれあると思いますが、これからも地域にいない人の目線で、私はそれぞれの鉄道を見ていきたいと思います。

食後の時間には、お菓子とたてたばかりの抹茶が振舞われます。
「作法とか気にしないでくださいね」と、アテンダントさんから。
大きな器を目の前にしてビビッてしまうのは、まだまだということですね(^^ ;)

↓ということで、おいしくいただきました
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さて、田中駅から11分で小諸駅へ到着。
本日は残念ながら雨天のため実施されませんでしたが、アテンダントさんによる「停車場ガーデン」散策があります。今日はお手製のマップが配布され、各自自由に散策となりました。

↓停車場ガーデン
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次の停車駅の信濃追分の手前、御代田~信濃追分間は、浅間山が見える絶好のビュースポットとなっています。
が、今日は雨天のため残念ながら周囲の視界は見事に真っ白…となりました。

↓面白いくらいに真っ白!(笑)
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代わりに、絶好に見えた時の写真パネルを見せてもらい、雰囲気だけ。

さて、お食事もひととおり終わったところで、地元産のウイスキーをロックで一杯。
地ビールという選択肢もあったのですが、やはり車内の雰囲気を加味するとウイスキーをチョイス。
軽井沢手前は時間に余裕があり、ゆったりとした走行にもなるので、旅の終わりを感じつつ余韻にひたるちょうどいい時間の過ごし方となりました。

↓ゆったりと味わえますね
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下車前には、お土産に信州そばがもらえます。

↓帰ってからいただくことにしましょう
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15:51に軽井沢へ到着。

↓軽井沢駅にて
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ちょっと失敗したのが、この後軽井沢16:11発あさま624号を手配してしまったこと。お先にトクだ値50で手配したので、気づいたときには変更不可の時期になっていました。トホホ・・・。
ろくもんの食事つきプランに乗車すると、旧軽井沢駅舎のろくもんラウンジにてコーヒー片手に16:30までゆったりと寛ぐことができます。

ろくもんラウンジは、ろくもんをデザインした水戸岡鋭治さんが手掛け、ろくもん車内に引き続きいるような、そんな雰囲気のラウンジです。

↓ろくもんラウンジ
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1階のカフェでコーヒー又はジュースをいただくことができます。
それを持って、ラウンジに入ることができます。
が、ラウンジに来る方はいませんでした。
私と同じように次の電車が迫っているのか、靴を脱いで2階に上がるというステップが手間だからか…理由はわかりません。
(どちらにしろ私は貧乏性なので、可能な限りできる体験はしてしまおうという戦略です)

さて、5分ほど、急ぐようにラウンジの雰囲気を楽しんで、新幹線ホームへ急ぐ。
ここからは東京へ向かいます。
さすがに朝早くから動いていたので、うとうとしていたら終着駅です。

 

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アテンダントさんが乗り込む観光列車という、私にとっては新しいジャンルを開拓してみました。
以前から興味はあったものの、「土日のみ設定」かつ「2名様から」という設定が多く、「平日でおひとりさま」だと対象列車が絞られてくる中、まずは首都圏から近いところということで、しなの鉄道に乗ることにしました。
私自身、電車に乗っているだけでも楽しいのですが、美味しい食事に地元のお酒が付き、お見送りやおもてなしがあるという+αの楽しみがあるのは魅力的ですね。
とは言え、この手の旅は2人で行ったほうがより楽しみが増すという点は変わりませんね。誰か付き合ってください(笑)

次は、「ゆざわ Shu*kura」を予定しています。
飲み過ぎないように気を付けつつ、楽しみたいと思います♪

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